和田毅が、福岡ソフトバンクホークスに帰ってきました。
相変わらず爽やかです。
5年ぶりのホークスのユニフォーム姿。
年月とともに齢も重ねたはずなのに、印象は少しも変わりません。
2月1日に宮崎でキャンプイン。
第1クールの3日間では、初日と最終日の2度ブルペン入りし、直球系だけを28球、45球と投げ込みました。まずは試運転です。
「自分はストレートが生命線。変化球は握りを変えるだけ。いつでも投げられるので」と、風格たっぷりのコメント。
メジャー帰りの投手にはマウンドとボールの違いという厄介事がつきまといますが、「マウンドは気にならない。ボールに関しても最初は軽くて、粘り気があるような気がして違和感がありましたが、もうまったく問題ないです」と余裕で笑い飛ばしました。
チームメイトの顔ぶれは半分ほど変わってしまったと言いますが、「施設も練習の流れも特に変わっていない。メチャクチャ懐かしいという感じはしない」と、まるで去年もこの場所にいたかのように馴染みきっています。
また注目したいのは、松坂大輔との同世代コンビが結成されたこと。
高校時代はともに甲子園に出場しましたが、その距離感は大きかったようです。
大スターの松坂に対して、和田はベスト8まで勝ち残るも、あくまで”その他大勢”の好投手のひとりに過ぎませんでした。
その後、早稲田大学に進み、そこで才能を大きく開花させてプロ入りしました。
当時18歳だった彼らが、18年の時を経て、同じチームに。
今ではもちろん、互いが認める存在です。
「日本代表で同じユニフォームを着たことはあったけど、まさかですよね。キャンプ初日に一緒に練習して、なんだか不思議な感じでした。僕らの世代も随分と人数が減ってきましたからね。でも、まだまだやれる。大輔を先頭にやっていきたいですね」
今季復活を期する松坂にとっても、和田の存在は大いに刺激になるはず。
それを証明するかのように、松坂もキャンプ初日にさっそくブルペン入り。
5日には「グワッ!」と声を上げながら全力で右腕を振り抜く姿も見られたそうです。
3年連続日本一という偉業を目指すホークス。
和田と松坂が先発ローテーションに名前を揃えるシーズンになれば、その注目度はさらに増すことになるだろうということです。
いわゆる松坂世代ですね!
和田つよぽんもソフトバンクに復帰し、韓国人選手も退団しましたから、今年はソフトバンクを応援したいと思います