物理学者のアインシュタインが１００年前に予言した「重力波」を探索しているカリフォルニア工科大とマサチューセッツ工科大など米国を中心とした国際研究チーム「ＬＩＧＯ（ライゴ）」は１２日未明、宇宙からやってきた重力波を初めて直接観測することに成功したと発表しました。
重力波の存在を予言したアインシュタインの一般相対性理論の正しさを改めて裏付けると共に、宇宙誕生のなぞや、光や電波では観測できない天体現象の解明に期待がかかります。
「LIGO（ライゴ）」は12日未明の記者会見で「重力波を利用した新たな天文学に道を開いた」と観測の意義を強調。
世界的な観測ネットワークの整備が重要だと指摘し、日本の重力波望遠鏡「かぐら」（岐阜県飛騨市）に対する期待も表明したそうです。
LIGOの責任者、デービッド・ライツィー米フロリダ大教授は「かぐらの早期稼働を望んでいる。私たちの望遠鏡にはない能力も持っている。極めて重要だ」と話したということです。
素晴らしいですね！
新たな天文学や物理学に道を開く歴史的な発見となり、今後の検証で正しさが揺るがなければ、ノーベル賞の受賞は確実だということです
