熊本地震は、観測史上初めて2度目の震度7を記録した本震の発生から、16日で半年となりました。
被災地では仮設住宅の建設が進み、1万人余りが暮らし始めています。
ただ、熊本市では高齢者のいる世帯が7割超。
過去の震災では、慣れない生活で心身に変調をきたすケースも相次いでおり、熊本県は対策に乗り出しているそうです。
県内では14日現在、16市町村に4052戸の仮設住宅が建設され、必要戸数の9割以上が完成。
うち3889戸で1万335人が生活しているそうです。
高齢社会白書によると、全国で65歳以上の人がいる世帯は5割弱ですが、熊本市内の仮設住宅では、入居する528世帯のうち393世帯(74%)に高齢者がいます。
一人で暮らす高齢者も75世帯に上るということです。
被害者数の為か、熊本地震は実際より軽んじられているような気がします