日本将棋連盟WebサイトのGoogle翻訳を使った自動英訳が「ツッコミどころしかない」と話題を集めているそうです。
将棋の7大タイトルのうち、名人は”Expert”、竜王は”Dragon King”に。
漢字から直訳するとそうなるのか、と納得しかけますが……なんかちょっと、そういうことでいいのでしょうか?
棋士それぞれの名前もところどころ「どうして?」な表現が見られます。
そもそも”Shogi”のサイトなのに”Active chess player”になってます……!
佐藤天彦名人の”Sato Ten彦”はそもそも微妙に訳しきれてないですし、郷田真隆(ごうだ・まさたか)王将はよく見ると違う読み方になってます。
「ひふみん」の愛称で親しまれる加藤一二三(かとう・ひふみ)九段に至っては、”Kato, one hundred twenty-three”。
カトー・ワンハンドレッド・トゥエンティ・スリー。確かに「一二三」ですけど……。
森けい二(もり・けいじ)九段の”Forest Keiji”もアツいです。フォレスト・ケイジ、ハリウッド・スターみたいな響きですね。
確かに、将棋用語は7大タイトルをはじめ専用的な言葉も多いので、単純な機械翻訳で網羅するのは難しそう。
ちなみに実際にタイトル名を英語表記する際は、Meijin、Ryu-ohなど、日本語の読みをそのままに紹介することが多いようです。
英語版のWikipediaでは「Meijin(shogi)」という項目が存在し、(“mei”(名) = excellent, artful) (“jin”(人) = person)と説明されているということです。
これはちょっと酷いような。。。