ローマのFWフランチェスコ・トッティは25日、30代最後のゲームでセリエA通算250得点を達成し、27日に40歳の誕生日を迎えました。
いまだ衰え知らずの“ローマの王子”ですが、英『スカイ・スポーツ』は「1976年に生まれたスーパースターは彼だけではなかった」とし、同年代の名選手たちによるベストイレブンを紹介しています。
選出された11人は3-4-3のフォーメーションで並べられており、GKにはトッティ以外で唯一の現役選手となるストーク・シティのGKシェイ・ギブンが入っています。
アイルランド代表として134キャップを記録し、今夏のEURO2016メンバーにも招集された経験豊富な守護神です。
最終ラインの3人は、2002年日韓W杯の優勝に貢献した元ブラジル代表のエジミウソン氏と、2006年ドイツW杯でアルゼンチン代表の主将を務めたフアン・パブロ・ソリン氏。
南米DFの2人に両脇を固められ、中央にはセリエAの長い歴史の中でも屈指のセンターバックである元イタリア代表アレッサンドロ・ネスタ氏が選ばれています。
中盤はダイヤモンド型で、ワンボランチには現役時代にアーセナルなどで活躍した元ブラジル代表ジウベルト・シウバ氏。
右サイドには3つのクラブで4度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇を成し遂げた元オランダ代表のクラレンス・セードルフ氏。
左サイドは母国サッカー史で最高クラスのMFながら“シルバーコレクター”としても有名な元ドイツ代表ミヒャエル・バラック氏。
そして、トップ下にはローマ一筋23年の元イタリア代表トッティが君臨します。
前線3人も豪華な顔触れとなり、右に元オランダ代表ストライカーのパトリック・クライファート氏、左も同じく元オランダ代表FWで、マンチェスター・ユナイテッドなどでも活躍したルート・ファン・ニステルローイ氏。
センターには、FIFA最優秀選手賞を3度、バロンドールを2度受賞したフェノーメノ(超常現象)こと元ブラジル代表ロナウド氏が選出されました。
主に1990年代後半から2000年代にかけて活躍したスター選手によって構成された1976年ベストイレブン。
前述の通り、現役選手はGKギブンとトッティだけ。
40歳を迎えても今なおヨーロッパの第一線で活躍し続けるトッティのスゴさが改めて実感できるベストイレブンとなっているということです。
<以下、1976年生まれのベストイレブン>
▽GK
シェイ・ギブン
▽DF
エジミウソン
アレッサンドロ・ネスタ
フアン・パブロ・ソリン
▽MF
ジウベルト・シウバ
クラレンス・セードルフ
ミヒャエル・バラック
フランチェスコ・トッティ
▽FW
パトリック・クライファート
ルート・ファン・ニステルローイ
ロナウド
逆にトッティはローマ一筋だったから今まで続けてこれたのかもしれませんね。
シェフチェンコが選出外なのは意外ですね
ミヒャエル・バラック: 1976年9月26日 (40歳)
フランチェスコ・トッティ: 1976年9月27日 (40歳)
アンドレイ・ニコラーエヴィチ・シェフチェンコ:1976年9月29日 (40歳)