池田理代子氏の代表作『ベルサイユのばら』が宝石を引き詰めて制作する「ジュエリー絵画」となり、22日に都内で初お披露目されたそうです。
作られたのはオスカルとマリー・アントワネットを描いた8作品で、作者の池田氏は「拝見したとき、イラストじゃないの?って思ってしまった。そのくらい精巧」と仕上がりに驚いていたそうです。
「ジュエリー絵画」はパウダー状に加工した宝石を職人たちが手作業で敷き詰めて描くもので、1つの作品の制作期間は約3ヶ月。
昨年には『火の鳥』『ブラックジャック』『鉄腕アトム』など手塚治虫シリーズが販売されました。
サイズはXSからXL7まで8種類(一部作品にXSの設定なし)で、価格はXSで9万8000円、最大サイズで728万円の設定。
兵庫・神戸市と芦屋市にある「ジュエリーカミネ」の全店舗で2月11日より販売。高島屋、阪急阪神百貨店、紀伊國屋書店でも順次取り扱うということ。
「ジュエリー絵画」を販売するジュエリーカミネの代表取締役の上根学氏は「先生の絵はすごく繊細。命は顔、目ですので、背景よりも表情にこだわった。先生が出したい雰囲気に細心の注意を払った」とこだわりのポイントを語ったそうです。
漫画『ベルサイユのばら』は、1972年4月から1973年12月まで『週刊マーガレット』で連載された少女漫画史上に残る大ヒット作。
フランス革命前から革命前期を舞台に、主人公・男装の麗人オスカルをはじめ、フランス王妃マリー・アントワネットらの人生を描いています。
発表会に登壇した池田氏は「(『ベルサイユのばら』を)私が描きましたのが、45年近く前なんですね。ずっとその間読み継がれてきたのがありがたい。おばあちゃんからお母さん、子ども、孫にとずっと受け継がれていて大変幸せなこと」とファンに感謝したということです。
『ベルばら』は」池田先生が24歳の頃書かれたんですよね!
素晴らしいですよね!
元宝塚歌劇団歴代トップスターによる“男唄”カバーアルバム「麗人REIJIN-Season 2」の発売記念コンサート〈前夜祭〉が27日、東京・中野サンプラザで榛名由梨、安奈淳、涼風真世ら10人が参加して行われたそうです。
開演前のリハーサルでは、10人全員で「Sing Sing Sing」と「いつでも夢」を披露。
その後に会見が行われ、最も入団の早かった49期生の榛名がCDに関し「日本のポップスの素晴らしさをあらためて感じた。うれしかったです」と強調したそうです。
コンサートは10人がCDに収録した曲をソロで披露する形式。
故石原裕次郎さんの「粋な別れ」を歌唱した榛名は「レコーディングは緊張しました。前の安奈さんがとてもお上手だったし、『悲しい色やね』(高汐巴)を聞いて『こりゃあ、えらいこっちゃ』と思いました」と打ち明けたということです。
CD発売記念コンサートを行った(左から)彩輝なお、涼風真世、平みち、瀬戸内美八、榛名由梨、安奈淳、高汐巴、剣幸、えまおゆう、貴城けい。