ベルギーの首都ブリュッセルにある広場グランプラスで2年に1度開かれる夏のイベント「フラワーカーペット(花のじゅうたん)」が12日始まり、日本の花鳥風月をあしらった色とりどりの図柄が観光名所の広場グランプラスに広がっています。
20回目となる今年は、日本とベルギーが国交樹立150年を迎えたことを記念し、「日本」がテーマとされました。
乃村工芸社の鈴木不二絵さんがデザイン。サクラやマツ、ツルやコイ、波などが配置されています。
約60万本のベゴニアやダリアなどを幅24メートル、長さ75メートルに敷き詰める作業には、ブリュッセルの日本人学校の生徒10人を含む日本人40人がボランティアとして参加したということです。
敷き詰めた花びらは長持ちしないため、イベントは15日まで。
素晴らしいですね!
ちなみにグラン=プラスは、ベルギーのブリュッセルの中心地にある大広場。ヴィクトル・ユゴーが賛嘆したことでも知られるこの大広場は、世界で最も美しい広場のひとつと見なされており、1998年にユネスコの世界遺産に登録されています。