今日のひと言　（海外メディア）

31日投開票の東京都知事選で小池百合子氏が当選したことを受け、海外メディアも「初の女性」などと大きく報じました。

米紙ワシントン・ポストは小池氏を「かつて自身を（米民主党の大統領選候補である）ヒラリー・クリントン氏にもなぞらえた」などと紹介。

防衛相時代のキャリアを通じ、日本国内だけでなく米政府内でもよく知られた人物だとしています。

米紙ニューヨーク・タイムズは「エジプトの大学で学び、流ちょうなアラビア語を話すといったユニークな経歴を持つ」とする一方、政治信条は「３人の主要候補者の中でもっとも右寄りだった」と評しました。

また、ウォール・ストリート・ジャーナルは「小池氏は、政治とカネの問題で都知事が２代続けて辞職したあとに就任することになる」としたうえで、小池氏が英語が堪能であることや、「クールビズ」の旗振り役を務めたことなど、小池氏の経歴を紹介しています。

海外メディアの関心は2020年東京五輪・パラリンピックにも集まります。

米ＣＮＮは大会エンブレムや新国立競技場の建て替えなどで相次ぐトラブルに触れ「小池氏の課題は脱線した五輪の準備をきちんと元のコースに戻すことだ」と指摘。

英ＢＢＣは過去２代の都知事が金銭スキャンダルで途中降板したことなどを挙げ「大会準備は大きなダメージを受けている」と述べたそうです。

香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「大会招致に成功した13年に漂っていた喜びのムードは失態やスキャンダルによっていら立ちに取って代わられた」として、膨らむ関連費用を抑えることができるかどうかが小池都政のカギになると指摘したということです。

ヒラリー・クリントン氏が次期米国大統領に有力視されていますし、ドイツはメルケル首相、英国はメイ首相、台湾の蔡英文総統、パリのイダルゴ市長、ローマのラッジ市長も女性です。（どうでもいいですけど韓国の朴槿恵大統領も）、そういう意味でも小池都知事で良かったと思います

「在日特権を許さない市民の会」の前会長で政治団体代表、桜井誠氏は３１日夜、開票前から１００人近い支持者が集まる東京都中央区の事務所に顔を出しました。

素人が集まり、ボランティアに支えられた選挙。

それでも３０日夜、「最後の訴え」をしたＪＲ秋葉原駅電気街口には多くの支持者が集まり、駅前を埋め尽くしたそうです。

「手応えはあった」と選対幹部。開票前には「鳥越（俊太郎氏）にどれだけ迫れるかな」という声も支持者の間から聞かれたそうです。

開票速報が始まると、投票数の９割が３強に集まったとのニュースでのコメントに「ええっ」という声が上がったそうです。

桜井氏はテレビの横に座り、周囲の選対幹部や支持者と会話していたが、支持者の前に立ち、深々と頭を下げました。

柔和な笑みを崩さず、「１７日間、選挙を闘って参りましたが、力及ばず申し訳ありません」と述べました。

「選挙期間中、メディアは全くわれわれを取材せず、無視されました。３強の闘いと報道されました。でも最終日の秋葉原での街頭演説を見ても分かる通り、３強に一矢報いることができたのではないかと思います」と話すと、拍手が上がったそうです。

「小池さんの当選をお祝いします。困難な局面に先頭に立って立ち向かっていただきたい」とエールも。

「今夜はやけ酒だ」と事務所を後にする支持者もいるなか、残った支持者と握手を交わし、「また別の形で運動を続けます」と誓ったということです。

桜井誠氏に投票したいけれど、小池さんが現実的だと思い小池さんに投票した人も多いと思います。

今後はぜひ国政に挑戦して欲しいですメラメラ