世界中でブームを巻き起こしているスマートフォンゲーム「ポケモンGO」で、米ニューヨーク市ブルックリンに住む男性が、米国にいるポケモン全142匹を初めて全部捕まえたと名乗りを上げたことが25日までに分かりました。
ポケモンGOは現実世界で架空の生物ポケモンを捕まえて遊ぶゲームで、米国では7月6日に登場。
それから約2週間で142匹すべてを捕まえたと宣言したのはブルックリン在住のニック・ジョンソンさん。
CNNはジョンソンさんの記録について任天堂などに確認を求めているそうですが、今のところ同社から返答はないそうです。
ジョンソンさんはポケモンGOの配信開始から10日あまりで約135匹をゲットして、初の全部獲得達成を意識するようになったという。
ほぼ2週間目の21日、ポケモンのホットスポットとして人気の高いニューヨーク市内のセントラルパークで、最後の1匹を捕まえたと話します。
新興企業で1週間に約50時間ほど働きながら、ポケモンのために睡眠時間も削り、1日中歩き回ったこともあるというジョンソンさん。
終盤は午前4時~5時ごろまで、ほぼ一晩中歩き続けたそうです。
ただし米国では捕まえられないポケモンもいます。
ジョンソンさんによると、欧州の「バリヤード」、日本の「カモネギ」、オーストラリアとニュージーランドの「ガルーラ」は地域限定だということ。
幸いなことに、ホテルチェーン、マリオットのポイントプログラムを通じて力を貸してもらえることになり、この3匹も獲得できる見通しだという。
マリオットの広報も、「ニックが最後に残ったポケモンを捕まえる世界旅行を支援する」ことを確認したそうです。
まだ詳細は調整中だが、それまでの間は「多分もう少しちゃんと睡眠を取る」とジョンソンさんは話しているということです。
ちなみに、ロシアのインターネットメディアは25日、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」で、サンクトペテルブルク在住の青年グリゴリー・ティモフェエフさんが「145種類のポケモンを集め、現時点で世界最多記録を樹立した」と伝えました。
約2週間で59キロ歩いたということ。
同メディアは「米国の青年が自国で捕獲できる全142種類のポケモンを集めたが、ティモフェエフさんは(外国に出現するポケモンも含めて)145種類を集めた」と説明。
本人は「外国に行かなくても、卵をふ化させる方法で希少種をゲットできる」と秘訣を紹介しているということです。
すごいですね!