<7.22 IC杯 マンチェスター・U 1-4 ドルトムント 上海>
インターナショナルチャンピオンズ杯は22日、中国ラウンド1日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)が、ジョゼ・モウリーニョ監督の就任したマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)と対戦し、4-1で快勝しました。
古巣戦となった香川はトップ下で先発し、後半17分までプレーしています。
ドルトムントは新戦力のFWウスマン・デンベレ、MFセバスティアン・ローデが先発。
FWピエール・エメリク・オーバメヤンの1トップで、2列目は右からFWアドリアン・ラモス、香川、デンベレと並びました。
ダブルボランチがローデとMFゴンサロ・カストロ。
一方のマンチェスター・Uも新戦力のMFヘンリク・ムヒタリアン、DFエリック・バイリーが先発。
ムヒタリアンはいきなりの古巣戦となりました。
気温34度の上海で行われた一戦は立ち上がりからドルトムントペースで進みました。
前半19分、オーバメヤンが無回転キックで直接FKを狙うと、GKサム・ジョンストンが弾いたボールをデンベレがシュート。
これもGKのセーブに遭いましたが、跳ね返りに香川が詰め、こぼれ球をカストロが左足で押し込んでいます。
前半36分にはカストロの右クロスからオーバメヤンがオーバーヘッドキック。
これがDFアントニオ・バレンシアのハンドを誘い、PKを獲得。
キッカーはオーバメヤン。冷静にGKの逆を突いてゴール右へ流し込み、ドルトムントが追加点を奪いました。
2-0で折り返した後半12分には19歳の新星が魅せました。
中盤でボールを持ったデンベレは自らドリブルで持ち上がり、DFルーク・ショー、DFマルコス・ロホの2人をかわして右足を一閃。
豪快なミドルシュートをゴール右隅に突き刺しました。
まさかの3点ビハインドとなったマンチェスター・Uも直後の後半14分、スルーパスに抜け出したMFフアン・マタがGKを引き付けて横パス。
ムヒタリアンが無人のゴールに左足で押し込み、1点を返しましたが、その後は両チームともに次々と選手を交代し、親善試合ムードに。
ドルトムントは後半17分に一挙、8人を交代。
香川もベンチに下がり、新戦力のDFマルク・バルトラ、MFミケル・メリノ、FWエムレ・モルらがピッチに入りました。
後半41分にはカストロがドリブルから右足ミドルを叩き込み、4-1。
モウリーニョ新監督を迎えたばかりのマンチェスター・Uに対し、現時点でのチームの完成度の違いを見せつける完勝となったということです。
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ズラタンがいたら全然違う結果になっていたかも。
今季のマンUはモウリーニョ監督の下、強くなるかもですね