現地時間7日に行なわれたEURO2016準決勝でフランスに0対2と敗れ、欧州制覇の目標に届かなかったドイツ。
かつて同代表主将として活躍したミヒャエル・バラックは、「フランスが勝って当然だった」と述べ、チームを批判しました。
独放送局『Sport1』のウェブサイトが伝えています。
開催国フランスと対戦したドイツは、前半にいくつか好機を得るも決定力に欠け、前半ロスタイムにバスティアン・シュヴァインシュタイガーのハンドでPKを献上。
これをアントワン・グリーズマンに決められると、その後同点にできないまま72分にもグリーズマンにネットを揺らされ、完敗しました。
米放送局『ESPN』で解説を務めるバラックは「フランスが勝って当然の試合だった。彼らのパフォーマンスは素晴らしかった。辛抱強く待ち、ドイツを前がかりにさせた。グリーズマン、(ポール・)ポグバ、(ディミトリ・)パイェというファンタスティックな選手たちによって、その戦術が功を奏した。実に素晴らしかった」と手放しでフランスを称えました。
シュヴァインシュタイガーがハンドを取られたシーンについて、バラックは「100%ハンド」「自分が守備に入るのが遅かったから、手で何とかしようとしたんだ。そうでもしないとボールに届かないから」とコメント。
ドイツはボールポゼッションで65%と相手を上回っていましたが、これについては「全員が攻撃に上がった最後の10分か5分を除いて、まともなチャンスを1つも生み出せていなかった」と批判的な言葉を残しました。
バラックは今大会中、ドイツ代表に対して何度か厳しいコメントを発しており、「このチームには個性も特徴もない」「美しいサッカーをしてゴールを決めようとするところが弱点」と述べていたということです。
バラックが主将だった頃より現在のドイツ代表のほうが、明らかに個々の能力は高いのですが、何というか、ドイツらしい所謂ゲルマン魂が感じられず、あまり応援する気持ちにならないんですよね。
バラックがいた頃は、それこそチームの組織力で実力以上の結果が残せていたんですよね。。。Image may be NSFW.
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