イングランド代表は現地時間27日、EUROの決勝トーナメント1回戦でアイスランドに1-2で敗れて敗退しました。
試合開始早々に主将ウェイン・ルーニーのPKで先制したイングランドでしたが、その直後に連続で失点し、結局同点に追いつくことが出来ないままベスト16で姿を消しました。
英国は23日に国民投票の結果、EUから離脱することが決定しています。
これによって世界経済に大きな影響を与え、英国内でも大きな混乱に陥っているなか、地元イギリスメディア『ミラー』が自国イングランド敗退に「1週間に2度欧州から退場」と見出しを付け報じました。
また、アメリカの大手雑誌社『タイム』は、「1週間で2度も欧州から去った」との見出しでイングランドのEURO敗退を揶揄しています。
EURO初出場のアイスランドにまさかの敗戦を喫したことで、ロイ・ホジソン監督は辞任を申し出ているそうです。
同国史上初の国際大会で快進撃を続けるアイスランドは、ベスト8で開催国のフランスと対戦するということです。
また、スペイン代表は前人未到となる欧州選手権(EURO)3連覇を狙いながら、決勝トーナメント1回戦でイタリア相手に0-2で完敗を喫し、野望が潰えました。
無敵艦隊と呼ばれたかつての常勝軍団の撃沈ぶりに、地元メディアは「チャンピオン死す」「サイクルの終焉」「時代の終わり」とかなりの悲観的なムードで伝えているということです。
なかなか辛辣ですね
ユーロ2016決勝トーナメント1回戦の最後の2試合が27日に行われ、イタリアとアイスランドが8強進出を決めました。
これで準々決勝を戦う8チームがすべて出揃ったことになります。
前回決勝と同カードでもあり、1回戦屈指の好カードとして注目されたイタリア対スペイン戦では、アッズーリが前回大会のリベンジに成功。
DFジョルジョ・キエッリーニのゴールで先制すると、後半アディショナルタイムにはFWグラツィアーノ・ペッレが決定的な2点目を加えて王者を敗退に追い込んでいます。
ベスト16最後の1試合では、人口わずか33万人の小国がまた新たな歴史的快挙を成し遂げました。
イングランドに先制を許しながらも逆転したアイスランドが、2-1の勝利を収めてベスト8へ駒を進めています。
準々決勝の戦いは6月30日にスタート。
まずはスイスを破って勝ち上がったポーランドと、FWクリスティアーノ・ロナウドを擁するポルトガルが激突します。
続いて7月1日にはFWガレス・ベイルが好調なウェールズと、タレント軍団ベルギーとの楽しみな一戦です。
2日にはドイツとイタリアの超大国同士が激突。
3日にはイングランド撃破で勢いに乗るアイスランドが開催国フランスとの一戦に臨むということです。
ドイツとフランスがちょっと抜けてるような気がします