フットボールの世界では買う者と売る者が絶妙に共存しますが、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンはやや“買いすぎている”かもしれません。
連日のようにメディアを騒がせたドルトムント主将マッツ・フンメルスのバイエルン入りも、正式発表されましたが、ドイツの支配者による“強奪”は今に始まった事ではありません。
このたび英『Squawka』が、過去にバイエルンがブンデスリーガのライバルクラブから引き抜いてきた選手の中で、とりわけ印象的だった11人を選出。
現在同クラブで世界最高のGKとして名を馳せているマヌエル・ノイアーや、2002年のW杯覇者ルシオ、そして元ドイツ代表のミヒャエル・バラックなど、錚々たるメンバーが顔を揃えています。
もちろん“強奪”とはいえ、買う側は売る側の承諾を得ている立派なビジネスであり、売る側にも当然ながらメリットはあります。
しかし同時に、いかにドイツの国内クラブがバイエルンを“強くさせてきたのか”が分かる結果となったということです。
< 同メディアが選出した11人は次の通り。なお、()内はバイエルン移籍前の所属クラブ>
【GK】
マヌエル・ノイアー(シャルケ)
【DF】
ダンテ(ボルシアMG)
ルシオ(レヴァークーゼン)
ロベルト・コバッチ(レヴァークーゼン)
【MF】
ルイス・グスタヴォ(ホッフェンハイム)
ゼ・ロベルト(レヴァークーゼン)
ミヒャエル・バラック(レヴァークーゼン)
マリオ・ゲッツェ(ドルトムント)
【FW】
マリオ・ゴメス(シュツットガルト)
ロベルト・レヴァンドフスキ(ドルトムント)
ミロスラフ・クローゼ(ブレーメン)
バイエルンは確実にライバルチームから強奪するんですよね。
最近はドルトムントからですが、その前はブレーメンやシャルケ、それ以前はレヴァークーゼンから強奪していましたよね。
それなのにバイエルン側は、ドイツ国外に流出するよりマシとか言ってますよね。
そんなことばかりやっていると、バイエルンの1強となりブンデスリーガがつまらなくなるのではないかと心配です