ブンデスリーガ公式ツイッターを通じて行われたファン投票によるベストイレブンと最優秀監督が出揃い、リーグ2位に終わったドルトムントからは日本代表MF香川真司をはじめ最多6人が選出されたそうです。
18年連続で観客動員リーグトップを記録するなど、熱狂的なファンに支えられたドルトムントの人気ぶりがうかがえる結果となっています。
このベストイレブン投票では、11のポジションと監督の全12カテゴリーごとに各4選手がノミネートされ、ブンデスリーガ公式ツイッターのドイツ語版と英語版で投票が1日1回ずつ行われました。
4日の監督投票からスタートし、16日に全カテゴリーの結果が出揃っています。
最多選出となったのは香川をはじめ、トーマス・トゥヘル監督、DFマッツ・フンメルス、DFウカシュ・ピスチェク、MFヘンリク・ムヒタリアン、MFマルコ・ロイスの6人が選ばれたドルトムント。
トップ下部門の香川は、ドイツ語版、英語版ともに候補者4人のなかで最多得票を獲得。
全体の4位となる計1万9616票の支持を集めると、今季20得点を挙げたドイツ代表MFトーマス・ミュラー(バイエルン・ミュンヘン)らを抑えて堂々受賞を果たしました。
史上初のリーグ4連覇を成し遂げたバイエルンからも、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーや30得点で得点王になったポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキら5人が選出されています。
候補者は最多の10人がノミネートされていましたが、最終的な選出数はドルトムントに及ばなかったということ。
最多得票数を獲得したのはレバークーゼンのメキシコ代表FWチチャリートことハビエル・エルナンデスで5万9556票。トゥヘル監督の2万1043票、ロイスの2万590票など2位以下に大きな差をつけました。
香川真司は1万9616票で4位。
昨年12月に同じくブンデスリーガ公式サイトが実施した人気投票企画「ブンデスリーガ・アイドル」でも人気ナンバーワンの座を獲得したチチャリートは、あらためてその圧倒的な人気ぶりを証明。マンチェスター・ユナイテッドから加入した今季はリーグ戦28試合で17得点を決め、1年目からチームの得点源として活躍したということです。
<投票による最優秀監督とベストイレブンは以下のとおり>
■監督
トーマス・トゥヘル(ドルトムント) 2万1043票
■GK
マヌエル・ノイアー(バイエルン) 9171票
■右SB
ウカシュ・ピシュチェク(ドルトムント) 1万3068票
■CB(1)
マッツ・フンメルス(ドルトムント) 1万3892票
■CB(2)
ジェローム・ボアテング(バイエルン) 9407票
■左SB
ダビド・アラバ(バイエルン) 1万6225票
■守備的MF
アルトゥーロ・ビダル(バイエルン) 8497票
■左MF
マルコ・ロイス(ドルトムント) 2万590票
■右MF
ヘンリク・ムヒタリアン(ドルトムント) 1万1299票
■トップ下
香川真司(ドルトムント) 1万9616票
■FW(1)
ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン) 1万4579票
■FW(2)
ハビエル・エルナンデス(レバークーゼン) 5万9556票
香川、凄いですね!
ちなみに独サッカー専門誌『キッカー』は王者バイエルンから最多7選手が選出されています。
ドイツ『キッカー』は17日、ブンデスリーガ全日程終了を受けて2015-16シーズンのベストイレブンを発表しました。
ブンデスリーガ公式サイトのベストイレブンに選出されたドルトムントのMF香川真司はダブル受賞とはなりませんでした。
同誌選出のベストイレブンでは、ブンデス史上初の4連覇を達成したバイエルンから、30得点で得点王に輝いたFWロベルト・レワンドフスキやMFトーマス・ミュラーなど最多7選手が選出。
また、2位ドルトムントからは、来季バイエルンに移籍するDFマッツ・フンメルスや今夏の去就が注目されているMFヘンリク・ムヒタリアンの2選手が選出されています。
キーパーはバイエルンのGKマヌエル・ノイアーではなく、ハンブルガーSVのGKレネー・アドラーが選ばれているということです。
<以下、キッカー選出の今季ブンデスベストイレブン>
▽GK
レネー・アドラー(ハンブルガーSV)
▽DF
フィリップ・ラーム(バイエルン)
イェロメ・ボアテング(バイエルン)
マッツ・フンメルス(ドルトムント)
ダビド・アラバ(バイエルン)
▽MF
シャビ・アロンソ(バイエルン)
ケビン・カンプル(レバークーゼン)
ヘンリク・ムヒタリアン(ドルトムント)
トーマス・ミュラー(バイエルン)
ダグラス・コスタ(バイエルン)
▽FW
ロベルト・レワンドフスキ(バイエルン)