秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまは29日、28歳の誕生日を迎えられたそうです。新型コロナウイルス禍でオンラインでの活動が続いてきましたが、この1年は令和元年9月以来となる地方訪問をご再開。若者や障害のある人らと交流を重ねられました。
宮内庁によると、佳子さまは今年、東京都内に加え、北海道や栃木県、長野県など各地に足を運ばれたといいます。
9月に鳥取県で開催された「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」では手話を用いてお言葉を述べ、出場した生徒らと直接、手話でご懇談。「いいパフォーマンスでした」と言葉をかけられた埼玉県の女子生徒は「手話が非常に上手で、スムーズにお話しすることができた」と喜んだそうです。
10月にガールスカウト日本連盟が都内で開催した女子中高生らが参加する式典では「誰もがより幅広い人生の選択肢を持てるようになることを、自らの可能性を最大限に生かす道を選べるようになることを、そしてそれがあたりまえの社会になることを切に願います」と述べられました。これまでのお言葉でも同様の表現を用いており、側近は「この思いを胸に、ご活動に取り組まれている」と明かしたということです。
佳子さまには良縁が巡ってきますように。。。
秋篠宮家の次女・佳子さまは29日、28歳の誕生日を迎えられました。
午前11時前、皇居に到着した佳子さまは笑顔で手を振り、天皇皇后両陛下へのあいさつのため、御所に向かわれたそうです。
佳子さまはこの1年、コロナ禍で見送っていた地方訪問を再開し、乳がんに関する式典や、「国民体育大会」の閉会式、また、姉の小室眞子さんから引き継いだ「日本テニス協会」の名誉総裁や、「日本工芸会」の総裁としてなど、初めて出席される行事が増えたといいます。
佳子さま(2022年9月)「誰もが安心して暮らすことのできる社会になることを願っています」
聴覚障害者の行事では、通訳を交えず手話で交流し、「全日本ろうあ連盟」の仕事と両立し、活動の幅を広げられているということです。
天皇、皇后両陛下と長女の敬宮愛子さまは28日、東京都港区の映画館を訪れ、映画「Dr.コトー診療所」のチャリティー上映会に臨席されたそうです。お三方が映画館で映画を観賞されるのは令和2年1月以来約3年ぶり。
お三方は、主人公のモデルとなった瀬戸上健二郎医師夫妻や俳優の吉岡秀隆さん、柴咲コウさんらと並んで作品を観賞し、上映が終わると拍手を送られました。
瀬戸上氏は離島で長年にわたって地域医療に貢献したとして、平成29年に第5回赤ひげ大賞を受賞。天皇陛下は表彰式に臨席し、瀬戸上氏と面会されているといいます。
お三方は上映会の後、瀬戸上氏らとご懇談。陛下は瀬戸上氏に、離島での医療活動について「大変だったでしょう」とねぎらわれたということです。
アジアの学術研究や文化の発展に貢献した人を表彰する「福岡アジア文化賞」の授賞式に、22日、秋篠宮ご夫妻が出席されたそうです。
「福岡アジア文化賞」は、1990年に福岡市などが創設し、今年で32回目を迎えます。
福岡市博多区で行われた授賞式には、3年ぶりに秋篠宮ご夫妻が出席されました。
式に先立ち秋篠宮さまは、「本賞がアジアの文化の価値と、それらについての学術的な側面を伝えていくことは、大変意義の深いことと考えます」と述べられたといいます。
今年は、創作太鼓音楽の発展に取り組む林英哲さん(70)が大賞を受賞し、学術研究賞にはアメリカの美術史家タイモン・スクリーチさん(60)、芸術・文化賞にアメリカの美術家シャジア・シカンダーさん(53)が選ばれているということです。