天皇皇后両陛下の長女、愛子さまは、3月17日午後2時すぎ、初めての記者会見に臨まれたそうです。会見では、成年皇族としての抱負、両陛下への思いなどに触れられましたが、質問は、学生生活、今後の進路や結婚観にも及んだといいます。
現在、学習院大学文学部2年生の愛子さまは、関心のある分野について「『源氏物語』などの平安時代の文学作品、物語作品を始め、古典文学には、引き続き関心を持っております」と述べられました。
また、海外留学や大学院進学など、今後の進路についての質問には、「現時点ではまだ考えがまとまっておらず、これからの大学生活を通して、知識を広げながら自分の興味を深めていく中で、決めてゆくことができればと思います」などと答えられたそうです。
一方で、自身の結婚や理想のパートナー像については「今まで意識したことはございません」とした上で、「理想のお相手については、特別これといったものはございませんが、一緒にいてお互いが笑顔になれるような関係が理想的ではないかと考えております」との考えを示されました。
さらに、小室眞子さんの結婚の経緯についての質問には、「私から発言することは控えさせていただきたいと思います」と明言を避けた上で、10歳年上の眞子さんと赤坂御所で遊んでもらった思い出を披露し、「従姉妹として、末永いお幸せをお祈りしております」と気遣われたということです。
平成23年10月23日に20歳を迎えられた秋篠宮眞子さまは10月16日に、平成26年12月29日に20歳を迎えられた秋篠宮佳子さまは12月15日に前もって成人会見を行われました。
にもかかわらず、昨年12月1日に20歳を迎えられた愛子さまはなぜ今年の3月17日に成人会見を行われたのでしょうか?
よほど練習の必要があったのでしょうか?
秋篠宮家の長男・悠仁さまは、3月17日午後1時40分ごろ、母親の紀子さまとともに、進学先の筑波大学附属高校を訪れられたそうです。同校で予定されている入学準備会に出席されるといいます。
悠仁さまは、きょう午前、お茶の水女子大学附属中学校の卒業式に臨まれたばかり。卒業式の前に、悠仁さまは、取材に訪れた記者に対して、「中学校生活では休校になった時もありましたが、その中でさまざまな経験をして充実した3年間になったと思います」などと心境を述べられていたそうです。
悠仁さまは、幼稚園から12年間を過ごしたお茶の水女子大のキャンパスを離れ、来月、筑波大学附属高校に進学されるそうです。戦後の皇室で、学習院以外の高校への進学は初めてだということです。