1月20日、ジョー・バイデンが米国大統領に就任しました。昨年11月3日の投票日以降、選挙結果を巡る論争が続いた2か月半でした。この間に発せられた陰謀論の数は計り知れません。
12月14日の選挙人による投票のときには、州議会が結果を覆すというデマが流れたそうです。1月6日の連邦議会上下両院合同会議の前には、ペンス副大統領あるいは連邦議会が投票人の投票結果を覆すというデマが流れました。当日は連邦議会議事堂の襲撃がありましたが、それを乗り越えて連邦議会はバイデンを次期大統領として正式に承認しました。その後も、1月20日の大統領就任式に何かが起こるというデマが流れましたが、実際には、1月20日にバイデン大統領就任式は何事もなく終了したのです。
「Qアノン」の信奉者たちは、自分たちが応援するドナルド・トランプ前米大統領が1月20日以降も大統領の座に留まり続けるという自分たちの予言とは裏腹に、ジョー・バイデン新大統領が就任した事態を受けて、動揺して分裂しているそうです。1月6日の連邦議会襲撃には多くのQアノン信奉者が参加し、逮捕・起訴されています。
Qアノン信奉者たちは、アメリカ政府の奥に潜む真の権力者のネットワーク「ディープ・ステイト」の関係者を、トランプ氏が逮捕し処罰するという陰謀論を信じ、バイデン氏の大統領就任は実現しないとぎりぎりまで主張していたそうです。
Qアノン派に人気のチャットアプリ「テレグラム」では、「吐きたい」と書く人もいました。「あまりにでたらめばかりで、うその期待ばかりさせられて。もううんざりだ」とこの人は書いたそうです。
その一方で、「計画」は失敗していないと主張し、別の予想や理論を見つけてはそれに飛びつく人たちもいます。
Qアノン派はもう何週間も前から、1月20日こそが審判の日になると持説を拡散し続けていたそうです。いわく、主だった民主党関係者や、政財界にエリートとして巣くう「悪魔崇拝の小児性愛者」たちが、トランプ大統領の命令で1月20日に逮捕され処刑されるというのが、その主張の主な内容でした。
しかし、バイデン新大統領が宣誓就任しても、そのような政府要人の逮捕は実現せず、Qアノン派の間では致し方なく現実を直視する人も出てきたそうです。
「もう終わった。自分たちは担がれたんだ」と、投稿した人もいます。
それから数時間のうちに、陰謀論者に人気のSNS「Gab」やテレグラムなどに、数千人が同様の書き込みをしたそうです。議会襲撃を受けて、Qアノン系の投稿をする英語アカウントの多くは、米ツイッターなど主要SNSで凍結されています。
Qアノン派の間で特に影響力の大きいアカウントの投稿にさえ、混乱が見受けられるようになったそうです。「Trust the plan(計画を信じろ)」という決まり文句も、疑う人たちが増えていきました。Qアノン陰謀論とはそもそも、2017年10月に、匿名掲示板「4chan」に政府関係者「Q」を名乗るユーザーが、米政府の機密だと主張する内容の投稿を始めたことから始まっているそうです。
ツイッターにアカウントを凍結される前には20万人のフォロワーを抱えていたインフルエンサー(SNSで影響力のある人)は、「今日は我々全員にとってとてもつらい日だ」と書きました。
Qアノン派の間では、バイデン氏が就任式で宣誓する前に、何らかの形で軍関係者が(トランプ氏の命令を受けて)介入し、バイデン夫妻やカマラ・ハリス新副大統領、ナンシー・ペロシ下院議長、チャック・シューマー民主党上院院内総務、オバマ夫妻、クリントン夫妻、ブッシュ夫妻など、「ディープ・ステート」に属する全員を一網打尽にして逮捕するのだと、そういう展開が広く信じられていたのです。
こうしたQアノン派の混乱に乗じてすでに、テレグラム上で複数の過激主義やネオナチ勢力のチャンネルが、動揺するQアノン派を探して声をかけて勧誘するよう、自分たちの支持者に呼びかけているそうです。
一方で、「決して諦めない」というQアノン派もいます。影響力のあるアカウントの一部はフォロワーに、信念を曲げるな、簡単に諦めるなと呼びかけているそうです。
「テレグラム」で人気のチャンネルは登録者13万人に対して、安心するようなだめています。本当はまだ舞台裏でトランプ氏と「Q」のチームが、事態を掌握しているのだと。そして「ディープ・ステート」の悪事は「今後4年間の内に暴露されていく」のだと。
中には、バイデン氏就任で「性急に」Qアノンを疑うようになった人たちへの批判も出ています。
たとえば、バイデン新大統領は実は本人が「まだ気づかないうちに」、軍施設に収監されて、囚人として政権を運営しているのだという説もあるそうです。
一方で、就任式当日にはQアノン信奉者の間で特に影響力の強いロン・ワトキンス氏が、諦めて日常に戻るよう支持者に呼びかけ、ウォッチしていた大勢を驚かせました。
暴力的で性的な過激表現が大量に書き込まれるオンライン掲示板「8chan」や「8kun」の運営にかかわるのが、ジム・ワトキンス氏。ロン氏はその息子です。「8chan」や「8kun」は、Qアノン運動が台頭した場でもあるそうです。
そしてロン・ワトキンス氏は大統領選に不正があったという根拠のない陰謀論を大量にばらまき、1月6日に首都ワシントンに集まるようQアノン信奉者に呼びかけていた当人です。
「自分たちは全力を尽くした」と、ワトキンス氏はテレグラムで登録者12万人に告げたそうです。
「これからは、うなだれずに、できる限りベストな形でもとの暮らしに戻らなくては」と、同氏は書きました。さらに、「新しい大統領が宣誓就任した。そして、誰が宣誓就任したか、どうやってそうしたか、気に入ろうが気に入るまいが、憲法を尊重するのが我々の市民としての義務だ。次の政権が始まる今、ここ数年の間に作った友人や楽しい思い出を忘れないで」と書き、自分が今後計画している内容については近く発表すると付け足したそうです。
やがて就任式の日が終わりに近づいたころ、Qアノン信奉者のコミュニティーはまだ困惑していたといいます。
疑問だらけなので、「Q」の投稿を待ち続けると言う人もいた。「Q」は大統領選当日以降、ほとんど沈黙していたそうです。
トランプ氏が間もなく何か自分たちに直接、語りかけてくれるはずだと期待する人たちもいました。
今なお、相当数のQアノン派が信念を曲げず、諦めるな、信じるのをやめるなとお互いを励ましあっているそうです。
この運動がこれからどこへ向かうのか、予測するのは難しいということです。
今現在拡散されていることは、「企業としてのアメリカ合衆国は解散しており、バイデン新大統領は実は大統領には就任しておらず、執務室も映画のセット」
「3月4日にトランプ氏が新たに復活したアメリカ共和国大統領に就任し、それまでの移行期である現在は軍が国を統治している」というもの。
3月4日も何事もなく過ぎたら次はどのような予言がされるのでしょうか?
数万人のフォロワーを抱えるQアノンの「インフルエンサー」の他、トランプ氏の「選挙を盗むのはやめろ」運動をけん引したリン・ウッド弁護士やシドニー・パウエル弁護士、マイケル・フリン元大統領補佐官(国家安全保障担当)ら著名人が、まだまだこれらの”運動”を続けるよう鼓舞しています。
果たして、今回の件は単なる陰謀論として片付けて良いのでしょうか?
少なくともドミニオンの不正は暴かれたのではなかったでしょうか?
押収されたとされるペロシ下院議長のパソコンは?
バイデン氏の息子のハンター・バイデンの犯罪は?身内に犯罪者がいると米国大統領にはなれないのではなかったでしょうか?
そもそもノーベル賞受賞者も世界一多く、世界の大企業が集まり、ずば抜けた頭脳の持ち主が集まっているはずの米国。
その米国の大統領がなぜこんなおじいちゃん2人の争いになっているのでしょうか。
これは日本にも言えることですが、あまりにも人材不足ではないのでしょうか。
1月2日(土)
1月7日(木)
1月9日(土)
1月10日(日)
1月14日(木)
1月17日(日)
1月20日(水) トランプ大統領退任メッセージ。
このトランプの国旗、下のバイデンの国旗と比べて、紅白のストライプの数も少ないし、星の数も少ないですよね?
これが合衆国ではなく、共和国の国旗ってこと?
てかなぜ、いつもの赤のネクタイではなく、民主党の青いネクタイ?
最後は赤いネクタイ。
1月20日(水) トランプ大統領退任式典。
このアジア人、習近平の弟の習遠平氏に似てませんか?
”裏切り者”のペンス前副大統領はバイデン氏の就任式に出席し、トランプ前大統領の退任式を欠席。
ペンスは民主党にゲイだったころの秘密を握られているとか言われてますね。
共和党上院トップのマコーネル氏。中国人妻の虐待を受け、反トランプに。
レディー・ガガとバイデンの息子のハンターは深い関係。
ロリのバイデンと違い、トランプの子供への対応は健全そのもの。
1月22日(金)
後ろにトランプが映ってる?
1月21日(木)
トランプ前米大統領は25日、フロリダ州にオフィスを開設したそうです。元大統領としての職務を処理するほか、前政権の政策議題の推進に取り組みます。
発表文書によると、同オフィスはトランプ氏の通信や公式声明、公の場への出席、公式活動などを管理し、米国の利益促進を目指すほか、トランプ前政権の議題を引き継ぐといいます。
米下院はこの日、今月6日の議会乱入事件を巡るトランプ氏の弾劾訴追決議を上院に送付。上院は2月9日に弾劾裁判を開始する見通しです。
トランプ氏は大統領任期最終日の20日、ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地で行われた離任式典で最後の演説を行い、「何らかの形で戻って来る」と支持者に約束したそうです。
同日に大統領専用機で、フロリダ州パームビーチの高級別荘「マールアラーゴ」に向かって以降、公の場に姿を現していません。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、トランプ氏が任期終了前に側近らと「愛国党」という新党の結成について協議したと伝えているということです。
1月27日(水)
1月29日(金)
1月30日(土)
トランプ政権は戦争をしませんでした。これは数十年ぶりのこと。
それ故に軍から圧倒的人気なのかも。