田中圭が主演を務める土曜ナイトドラマ『先生を消す方程式。』(テレビ朝日系、毎週土曜23:00~)の第1話が、10月31日に放送。インターネット上では、田中が挑んだあるシーンに注目が集まったそうです。
“高IQの生徒たちが担任教師の命を狙う”という、禁断の学園サスペンス。脚本は鈴木おさむが担当するそうです。東大進学率も高く、都内の進学校・帝千学園の3年D組は成績優秀者が集まるクラス。しかし、担任になった教師はみな退職に追い込まれていました。この闇深きクラスに田中演じる新たな担任・義澤経男(通称:義経)がやって来ます。
初日。副担任の頼田朝日(山田裕貴)から、父親が検察のトップで優等生の藤原刀矢(高橋文哉)、母親がテレビに出演する女医でインフルエンサーの長井弓(久保田紗友)、父親が大企業の社長で学校の権力者である剣力(高橋侃)と、D組の主要メンバーを紹介されますが、経男は特に怯えることはありませんでした。
教室に入り、経男が挨拶をすると、東京大学出身ではない彼をバカにする生徒たち。さらに言葉のあやで謝罪を要求されたり、力からペットボトルを投げられたり散々。しかし、経男は「こういうの嫌いじゃないです」と笑顔をこぼしたそうです。
翌日の授業中、弓から担当教科である数学の難問を出されるも、経男は難なく答えます。「恥をかかされた」と生徒たちは仕返しを実行することに。そんな中、力が刀矢を殴り「義経のせいだ」と言い張りました。土下座を要求する生徒たち。経男は、すぐさま土下座で謝罪。力が床を舐めるよう強要すると「それで許されるなら」と笑顔でやってのけたそうです。本当にやるとは思っていなかった生徒たちが引く中、経男は「皆さんきれいに掃除しているんですね。床がおいしいです」と笑顔に。すると「ひとつだけ教えておきたいことがあります」とテレビモニターに「パワハラ=権力×精神的暴力×弱者」を映し出しました。
経男曰く、今の学校では権力は生徒たちに与えられているとし、この場合、弱者は教師になるといいます。さらに土下座強要シーンを隠し撮りしていたことを明かし「生徒から教師へのパワハラです」と語りかけるのでした。弓が「法律が子供を守ります!」と訴えるも、経男は動じず、相手が未成年であっても裁判を起こすことができると説明。この場合、力ではなく、社長である父親が法定代理人になるとしました。
怯えた力から「何がしたいんだ!」と問われると「私は教育者です。私が教育者としてできることは、あなたの人生に傷をつけることです」とキッパリ言い放つ経男。人間は反省しない。反省するとしたら人生が大きく傷ついたときだけ。いくら子供でも、やり直すことはできず、いいことも悪いことも累積していくのだと教えます。経男が謝罪を要求するも、力は「ふざけんな!」と拒否。すると、それまでいたって冷静だった経男が、急に声を荒げ「自分を守るために人を傷つけてんじゃねーぞ!」とぶつけました。追い込まれた力が「すみませんでした」と頭を下げると、経男は笑顔で「はい。仲直り!」といつもの調子に戻ったそうです。
見ものは、ラスト数分。義経の味方と思われていた人物たちの裏の顔も明らかになり、クラス一の問題児と思われていた剣の後ろに何人もの黒幕が存在することが発覚。
ネット上では衝撃的な展開に「ありきたりではないドラマです。みんな見たほうが良い」「なにこのドラマ、みんなサイコパスじゃん」と驚く中、経男の床舐めシーンについては「床舐めてるう、セクシーすぎる!」「ゾクゾクとエロさすげぇよ」「全然そんなシーンじゃないのにムダにエロ」と反応する声があったということです。