20日、熊本市内に到着した俳優・伊勢谷 友介さんは、21日も現地で支援活動を続けていました。
長期の活動を想定して、熊本県内に支援物資配達基地を設置し、市内を中心に、支援活動を行うという伊勢谷さん。
伊勢谷さんは「日常の生活ができないことほど、つらいことはないと思うので、皆さんのご心中、ないしは体力的なところ、すごく心配しているところもありまして。何か、お力になることがあればと思いまして、来ました」と話したそうです。
20日は、避難所になっている小学校を訪れ、焼きそば250食や、うどん250食の炊き出しを行った伊勢谷さんですが、この時、偶然にも、熊本県出身の高良健吾さんと、ばったり。
高良さんは、地震発生直後から現地を訪れ、自ら給水作業などの支援活動を行っています。
18日日には、黒の帽子を深くかぶり、マスクをつけて作業を行っていた高良さん。
20日も、最初はマスクをつけ、顔を隠しながら給水作業を行っていたそうですが、伊勢谷さんと合流した際には、マスクを外し、被災者からの写真撮影にも応じていたという。
この時の様子を見ていた人は、「頑張ってくださいという感じで、笑顔でおっしゃってました。(撮影時は)笑顔で『いいですよ』という感じで、どんどん隣に来て、『撮るよー』みたいな感じでした。すごくうれしいです。元気になりますね」と話したそうです。
高良さんは大雨の中、21日も熊本に残り、支援を続けています。
そして、伊勢谷さんは、支援物資を各所に提供するため、届いた物資を仕分けする作業に追われていました。
伊勢谷さんは「ただただ悲しむだけじゃなくて、ただただお金を送るだけじゃなくて、自分もチームになって、きちんと次につなげていけるような形を残していくのが、僕らとしては、今を生きる役目だなと思っていまして...」と話したということです。.
売名行為とか偽善的とかいう人もいるかもしれませんが、まさかそうであったとしても、何もしないよりは全然立派だと思います!