新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、秋篠宮さまが１８日までに、総裁を務める社会福祉法人「恩賜財団済生会」の医療従事者らをねぎらうのメッセージを同会に寄せられたそうです。済生会が同日、ホームページで公表しました。宮内庁によると、秋篠宮ご夫妻は感染拡大の状況を案じ、今月１１日にはビデオ会議を通じて長女の眞子さま、次女の佳子さまとともに済生会の関係者から説明を受けられていたそうです。
秋篠宮さまはメッセージで「常に感染の危険性に対峙しながらも一丸となって高い使命感を持ち、献身的に医療を行なっている姿に深く敬意を表します」とした上で、「くれぐれも自らの感染防止や心身の健康に留意しながら、誇りを持ってこの大きな困難を乗り越えていかれることを願っております」とつづられました。
済生会によると、１１日のビデオ会議は１時間ほどで、同会幹部や東京、神奈川の３病院の院長らが患者の受け入れ状況や医療資材の供給状況などについて説明。秋篠宮さまは、医療用ゴーグルや防護服が不足していることや、医療従事者が地域で不当な差別を受けていることなどを案じ、関係者をいたわる言葉をかけられたといいます。
宮内庁によると、秋篠宮ご一家は１１日以降もビデオ会議を通じ、各分野の専門家や関係者から説明を受けられているそうです。感染拡大をめぐっては、下天皇陛下が先月、尾身茂・新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長から進講を受けた際、医療従事者らへの感謝を述べられているということです。
秋篠宮殿下は済生会の総裁で、雅子さまは日赤の名誉総裁なんですよね。
秋篠宮殿下のメッセージは心に響きますね
下天皇皇后両陛下は20日、新型コロナウイルス感染症に対応する医療従事者に、ねぎらいのメッセージを伝えられたそうです。
両陛下は20日、お住まいの赤坂御所で、日本赤十字社の社長などから医療現場の状況について、説明を受けられました。
冒頭、陛下は「長期化する中、皆さんのお疲れもいかばかりかと案じていますし、心ない偏見に遭う方もおられると聞き心配しています」と医療従事者を気遣われ、日赤の名誉総裁を務める皇后さまも、「くれぐれもお体を大切にされながら、これからも多くの方の力になり、この大切なお務めを無事に果たしていかれますよう、心から願っております」とねぎらわれたということです。
