英国のエリザベス女王は21日、94歳の誕生日を迎えたそうです。新型コロナウイルスの感染拡大という難局の中、異例の演説で団結と強い意思を持つよう訴えるなどし、国内外から深い敬愛を受け続けています。
女王は3月以降、感染の予防措置としてロンドン郊外のウィンザー城に滞在。長男チャールズ皇太子やジョンソン首相の感染が判明し、女王自身の体調も案じられましたが異変は伝えられていないそうです。
4月上旬には、在位68年で4回目という特別演説で毅然とした姿を見せ、国民に外出制限を守るよう「自制と覚悟」を促しました。医療従事者に感謝を伝えるメッセージも発信しているということです。
さすが、エリザベス女王は凛とされていますね!
それに比べて我が国の上下天皇は。。。
チャールズ皇太子が新型コロナウイルスの検査で陽性と診断され、英国内では大きな衝撃が走いました。ボリス・ジョンソン首相は、外出禁止令を出し3週間にわたる全国的な閉鎖を宣言しており、英国内でも新型コロナウイルス感染拡大の影響は甚大です。そんな中、ウイリアム王子とキャサリン妃が、公式SNSで心温まる映像を公開し話題となっているそうです。ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子、3人の子どもたちが医療関係者に拍手を送る愛らしい姿がおさめられています。
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ウイリアム王子とキャサリン妃は現地時間26日夜に公式SNSを更新。3人の子どもたちの動画を公開。英国の国営医療サービスNHS(国民保健サービス)のスタッフたちに敬意を表しました。
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、医療関係者への感謝の気持ちを表すために人々が同じ時間に一斉に拍手する動きが広がっていて、英国内ではSNS上にNHSスタッフに向けた感謝の拍手をする動画を投稿するのが大きなムーブメントになっているといいます。同日午後8時、英国内では人々が家々の窓際に姿を現し、人がいない街の方に向かって拍手と口笛を鳴り響かせました。その動きに、3人の子どもたちも“参加”した形です。
かわいらしい動画が投稿されると、「ありがとうございます! 私はNHSのスタッフです。今日、近所や通りから拍手と応援が聞こえてきて涙が出ました。これは世界中に届きます」「ちょっとルイ(王子)を見て! 超超ラブリーよ。投稿していただきありがとうございます」など、多くの称賛の声が集まっているということです。
式典には英連邦の首長で王子の祖母エリザベス女王、父チャールズ皇太子、兄ウィリアム王子ら主要王族が列席。1月の「引退宣言」以来、夫妻が他の王族と共に公の場に姿を見せるのは初めて。ヘンリー王子はスーツ、メーガン妃は緑のドレスをそれぞれ着用。出席者と笑顔で会話を交わすなど、終始リラックスした様子だったということです。
メーガン妃はヘンリー王子と共に現地時間3月7日夜、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開かれた「マウントバッテン音楽祭」に出席したそうです。英国発ブランド「サフィヤ」の赤のケープドレスを着用し、イヤリングをはじめ、バッグや靴も赤でコーディネートしていたということです。