下天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは25日、両国国技館(東京都墨田区)で開かれた大相撲初場所の14日目を観戦されたそうです。令和になって初めての天覧相撲で、両陛下の観戦は2017年5月以来、約2年半ぶり。
ご一家は午後5時頃に会場入りし、貴賓室から幕内の9番を観戦。身を乗り出すように土俵を見つめ、一番が終わるごとに大きな拍手を送られました。愛子さまは幼い頃、力士のしこ名や出身地を覚えるほどの相撲ファンで、約12年半ぶり3回目の観戦となったこの日は、メモを取りながらご覧になっていたそうです。
説明役を務めた日本相撲協会の八角理事長によると、優勝争いをしていた貴景勝関と朝乃山関の一番で、朝乃山関が上手投げで勝利すると、陛下は「いい一番ですね」と話されました。愛子さまも「土俵の高さは何センチですか」などと熱心に質問されていたそうです。
同協会によると、国技館での天覧相撲は戦後の1955年に始まり、昭和時代は40回、平成時代は23回行われました。両陛下は皇太子夫妻時代に計7回、国技館で観戦されているということです。
偶然、TVでこの3人が国技館に入られるところを見たのですが、”愛子さまデカっ!”というのが第一印象でした
下天皇、皇后両陛下は24日、皇居・宮殿で、令和元年度の農林水産祭で天皇杯を受賞した農林水産業や畜産など7団体の代表者と面会し、展示された生産品や加工品をご覧になったそうです。
天皇陛下は冒頭「さまざまな困難を乗り越え、研究や努力によって大きな成果をおさめ、農林水産業と地域社会の発展に貢献されたことをうれしく思います」とあいさつされました。
その後、皇后さまと各団体の代表者らとご懇談。宮城県南三陸町でカキを養殖する男性に陛下は「震災のときは大変でしたね」と慰労されたということです。