9日、皇居正門前広場にて天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典が行われ、国民的アイドルグループの嵐が奉祝曲の第三楽章「Journey to Harmony」を披露したそうです。
安倍晋三内閣総理大臣が祝辞を述べた後、作曲・菅野よう子氏、作詞・岡田惠和氏、ピアノ・辻井伸行氏らによる奉祝曲の組曲「Ray of Water」が披露されました。第一楽章「海神(かいしん)」、そして第二楽章「虹の子ども」の演奏後半で舞台前に登場した嵐は、正門石橋の天皇皇后両陛下に向かって深々と一礼。およそ5分間の第三楽章「Journey to Harmony」を歌い上げると、天皇皇后両陛下は終始和やかな表情で奉祝曲に聞き入っていたそうです。
今回の国民祭典の一般招待には47万4176人の応募があり、その中から1万人が当選。これまでに上皇さまの天皇即位・在位をお祝いする祭典や式典においては1999年(即位10年)にX JAPANのYOSHIKIさんが奉祝曲「Anniversary」を演奏。2009年(即位20年)にはEXILEが奉祝曲「組曲 太陽の国」で歌とダンスを披露。2019年(在位30年記念式典)では三浦大知さんが「歌声の響」を歌っているということです。
なお天皇陛下御即位を祝う奉祝曲・組曲「Ray of Water」の詳細および、嵐が披露した第三楽章「Journey to Harmony」の歌詞全文は以下のとおり。
嵐が国民祭典で奉祝曲を披露、天皇陛下御即位を祝う【歌詞全文】
■奉祝曲 組曲「Ray of Water」~天皇陛下御即位奉祝曲~
第一楽章「海神」
第二楽章「虹の子ども」
第三楽章「Journey to Harmony」
作曲 菅野よう子
ピアノ 辻井伸行
作詞 岡田惠和
歌唱 嵐
■第三楽章「Journey to Harmony」
君が 笑えば 世界は 輝く
誰かの 幸せが 今を 照らす
僕らの よろこびよ 君に 届け
はじめはどこかの 岩かげにしたたり 落ちたひとしずくの 水が平野流れ
やがて研ぎ澄まされ 君をうるおし 鳥たちをはぐくみ 花たちとたわむれ
あの大河だって はじめはひとしずく 僕らの幸せも 大河にすればいい
ごらんよ 僕らは 君の そばにいる
君が 笑えば 世界は 輝く
誰かの 幸せが 今を 照らす
僕らの よろこびよ 君に 届け
星明りにじんで ふと立ち止まったら 雨の匂いのなかに 虹のうたを聴こう
かすかなそのうた まるでひとしずく 静かにつながって 確かにつながって
青い空の下 夢など語りあう 愛とか語りあう それが僕の願い
ごらんよ 光は 君と ともにいる
君が 笑えば 世界は 輝く
誰かの 幸せが 時代(とき)を 照らす
僕らの よろこびよ 君に 届け
君が 笑えば 世界は 輝く
誰かの 幸せが 今を 照らす
僕らの よろこびよ 君に 届け
大丈夫 鳥は 歌っている 大丈夫 空は 輝いてる
大丈夫 水は 流れている 大丈夫 海は 光っている
大丈夫 君と 笑ってゆく 大丈夫 君と 歩いてゆこう
下天皇夫妻は庶民的というか、、、
日本国民の象徴としての風格、威厳、気品などなど、全く感じられないのが残念ですね。。。
女優の芦田愛菜(15)が9日、皇居前広場で行われた『天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典』に着物姿で出席。約2分半にわたって天皇陛下の御即位をお祝いするメッセージを述べると、15歳と思えない秀逸な言葉選びの祝辞にネット上では感激と驚きの声が相次いでいるそうです。
次世代を担う芸能界の代表として登壇した芦田は「謹んで申し上げます。天皇陛下御即位にあたり、心よりお祝いを申し上げます。また、このような記念すべき国民祭典にお招きにあずかり、お祝いと感謝を申し述べる機会をいただき、緊張しておりますが大変光栄に存じます」と感謝。
陛下の言葉に感激したことも伝え「即位礼正殿の儀での陛下のお言葉を拝聴し、日本、そして世界の平和に対する陛下の御心に心を打たれました。陛下は松尾芭蕉の『奥の細道』をお読みになったことがきっかけで『水』にご関心を持たれ、長きにわたってご研究をなさっているとお聞きしました。そして、水を通して世界のさまざまな問題を捉え、そのことが平和につながるとのお考えをお持ちであると知るに至りました」と述べたそうです。
続けて「私も大好きな読書を通じ、知識を得ること、そして、その知識を踏まえて行動に移す、そのことが大切であるのではないかと考えるようになりました。陛下の御心を受け、どんなことでも思い立ったことは、迷わず実行できるようになりたい、そう思っております」と言い「古くから日本に伝わる文化を大切にしつつ、あたらしい日本へと躍進していく、そんな時代になっていくことを、せつに願っております。最後になりますが、いつまでも両陛下がお健やかであられますようお祈り申し上げ、お祝いの言葉とします」と伝えました。
大人でも普段使わない言葉を使いこなす堂々とした姿に、ネット上では「芦田愛菜ちゃん・さん・様・先生・プロ…あとは何とお呼びすればいいのかな」「芦田プロ、凛々しい」などの声があがったそうです。
さらに「芦田愛菜さんはやはり頭の良い娘ですね! 堂々とした姿に感銘を受けました」「聡明で美しく、少しずつ大人の女性に近づいてますね」「これでまだ中学生…、驚きです」と子役時代からの成長を感じつつ「大人になったらどんな言葉を使うのか」「秀逸な言葉選びに読者好きの顔がみえる」などと中学生とは思えないメッセージに驚いていたということです。