「ラグビーW杯・決勝、南アフリカ32-12イングランド」(2日、日産スタジアム)
南アフリカが終盤の2トライでイングランドを突き放し、1995、2007年以来でニュージーランドと並ぶ最多の3度目の優勝を果たしたそうです。1次リーグで敗れたチーム(ニュージーランドに13-23で敗戦)が優勝するのは初めて。
決勝らしい堅いゲーム展開は南アフリカが4PGで12-6とイングランドをリードして前半を終えました。
18-12で迎えた後半26分、この日両チームを通じて初となるトライが南アフリカに生まれました。相手陣でのスクラムから左に展開し、WTBマピンピがディフェンスの後方にショートパントキックを蹴ると、CTBアムがキャッチ、マピンピにパスが渡り、ゴールへ飛び込みました。2度の優勝を経験している南アフリカだが、決勝でトライを挙げたのは初めてとなったそうです。
SOポラードが左サイドからのコンバージョンを決めて、25-12とイングランドを突き放しました。
さらに同34分、ディフェンスから相手ボールを奪うと、ボールをもらった快足WTBコルビが相手ディフェンスを巧みかわして、ダメ押しのトライを奪ったということです。
めちゃくちゃ盛り上がりましたよね!

ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の名誉総裁を務める秋篠宮さまと同妃紀子さまは2日、横浜国際総合競技場で決勝戦を観戦されたそうです。
お二人は貴賓席で英国のヘンリー王子と南アフリカのラマポーザ大統領と並んで座り、ときおり談笑しながら熱戦に拍手を送られていました。
試合終了後の閉会式では、秋篠宮さまが南アフリカのコリシ主将に優勝トロフィー「ウェブ・エリス杯」を手渡し、固く握手を交わされていたということです。
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、決勝のイングランド―南アフリカが横浜国際総合競技場で行われ、英国のヘンリー王子が観戦。大会名誉総裁を務める秋篠宮さま、紀子さまと並び、特別席に姿を見せたそうです。
試合前には大会公式ツイッターがインタビューに答える動画を公開。投稿では「彼ら(日本)は大会を通じて開催国として、信じられないほど、素晴らしい仕事をしている」と賛辞を送ったと紹介しています。
また、英国王室公式ツイッターはエリザベス女王がチームを指揮するエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)に向けた激励の書簡を送ったと紹介。ヘンリー王子が携えて来日すると伝えられていたということです。

安倍晋三首相は2日夜、横浜市の横浜国際総合競技場でラグビーのワールドカップ(W杯)決勝イングランド-南アフリカ戦を観戦したそうです。大会名誉総裁の秋篠宮さまやヘンリー英王子、ラマポーザ南アフリカ大統領らと貴賓席に並んで座り、表彰式にも出席。両チームの選手らと握手を交わしたということです。
英王室は1日、ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の決勝を前に、エリザベス女王がイングランドのエディー・ジョーンズ監督に宛てた書簡を公開したそうです。女王は「成功に満ちた記念すべき試合となるように祈っています」などとつづり、監督や選手らを激励しました。
女王は書簡で「今大会でのあなた方の活躍はサポーターたちを大いに喜ばせ、国中の多くの人々を元気づけています」と指摘。決勝に進出したチームへの称賛を惜しまなかったということです。
英国のハリー王子が2日、東京都品川区の障害者スポーツ専用の体育館「日本財団パラアリーナ」を訪れ、2020年東京パラリンピック出場を目指す日本選手たちと交流したそうです。ハリー王子はラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の決勝を観戦するため、初めて日本を訪れました。
ハリー王子は、ボッチャやパワーリフティング、車いすラグビーの練習を視察。「東京は2度目のパラリンピック開催。素晴らしいことだと思う」と話し、選手たちに「東京大会に向けて頑張って下さい」などと語りかけたそうです。
パラアリーナは、障害者スポーツの選手たちが車いすで床を傷つける恐れやバリアフリーの不備を理由に一般の体育館の利用を断られることが少なくないために作られました。ハリー王子は、車いすラグビーの選手たちに「明るくて使いやすい施設で練習できるのはいいですね」と声をかけ、バリアフリー設備なども熱心に見て回ったということです。
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は準決勝でイングランドがニュージーランドを下し、決勝進出を決めました。この一戦で話題を呼んだのは試合前にオールブラックス伝統の「ハカ」にイングランド選手たちが応酬。V字隊列で取り囲むシーンは今大会屈指の名場面となりましたが、主催者の国際統括団体ワールドラグビーはこの行動でイングランドに罰金処分を科したそうです。罰金は2000ポンド(約28万円)となりましたが、台風被害に遭った日本に寄付することに決まったということです。
