「マツコ・デラックス」というと、今や知らない人はいない人気タレントです。テレビのレギュラー番組を何本も持ち、CMにも多数出演しているので、マツコさんの顔を見ない日はほとんどないほど。
そのマツコさんにそっくりの弁財天が、兵庫県淡路市の智禅寺にあると、いま話題になっているそうです。
下の写真が、マツコさん似と噂されている、「八臂宇賀神弁財天」の像です。いったいどんな像なのでしょうか。
智禅寺住職の木野本快眞さんによると、
「弁天様というと、美人で琵琶を演奏している姿を想像される方もいると思いますが、こちらの弁天様は、八本の手を持ち、頭上に宇賀神様と呼ばれる白蛇の形をした神様をいただいて、丸々とふくよかな姿をされています」
八本の手には、弓、矢、刀などの武器のほか、宝珠や鍵を持ちます。「財宝神」という性格が強いのは、そのため。
ずばりご利益は「知恵と財産」だそうです。
財運をもたらす神様は、ほっそりとやせているよりは、ぽっちゃり系でなければ...ということで、いつのまにか「マツコさん似」になってしまったのでしょう。それにしてもよく似ています。
「消費税増税とか、年金以外にいくら必要か、などと悩む現代人には、心強いかもしれませんね」と木野本住職。
弁財天というのは、元々はインドの神様で、「サラスバティー」と呼ばれていたといいます。海や川や湖など、水を神格化した女神を意味するそう。日本でも、水神や海上神などと結びつき、泉、島、港湾の入り口などに、弁天社や弁天堂として祀られているそうです。
東京都台東区にある寛永寺・不忍池弁財天、神奈川県鎌倉市の銭洗弁財天宇賀福神社のほか、滋賀県長浜市にある竹生島の宝厳寺、広島県廿日市市宮島の大願寺など、有名な弁財天もありますが、淡路島も忘れてはいけません。
淡路の智禅寺の宗派は、高野山真言宗。「淡路七福神巡り」のコースともなっており、年間10万人を超える参拝者が訪れるということです。
マツコさん、そっくりですよね!
安倍首相似とか、林先生似とか、本当に不思議ですよね!