ドイツ・ブンデスリーガは現地時間10日(以下現地時間)に第29節の残り2試合が行なわれ、香川真司所属の2位ドルトムントと内田篤人が所属する7位シャルケによる「ルールダービー」は、2対2のドローに終わりました。
香川はフル出場で、芸術的なループシュートで1ゴールを決めています。
首位バイエルンを追う立場のドルトムントですが、この日は14日に控えるヨーロッパリーグ・リヴァプール(イングランド)戦を見据え、複数の主力を温存。
チーム得点王のオーバメヤンやムヒタリアン、ロイスに加え、ピシュチェク、カストロ、ギュンドアンもベンチスタートとしています。
この結果、2016年での公式戦無敗こそ守ったドルトムントですが、勝ち点は68。
今節も勝利を収めたバイエルンとの差は、残り5試合で7に広がったということです。
せっかく香川が美しい芸術ループで先制するも結局はドローに終わり残念でした。
ドルトムントは、主力を温存し「ルールダービー」を戦いましたが、残念ながら2対2のドローに終わり、リーグ優勝は絶望的になりました。
同じくターンオーバーを敷いたリヴァプールは、10日に行われたプレミアリーグ第33節のストーク・シティ戦で4-1で快勝し、ヨーロッパリーグのドルトムント戦を前に、勢いづく勝利を収めています。
果たしてELはどうなるのでしょうねー
リヴァプールは10日、プレミアリーグ第33節でストーク・シティにホームで4-1と勝利しました。
ユルゲン・クロップ監督はターンオーバーを敷いたなかでの快勝を喜んでいます。
立ち上がりの8分に先制したリヴァプールは、一度追いつかれたものの、32分にFWダニエル・スタリッジのゴールで勝ち越すと、後半にFWディヴォク・オリジが2ゴールを加えて快勝しました。
ヨーロッパリーグ準々決勝で古巣ボルシア・ドルトムントと対戦中のクロップ監督は、7日のファーストレグからスタメンを7名入れ替えてストーク戦に臨みました。
セカンドレグを見据えてターンオーバーを敷いたなかでの快勝に、指揮官は満足しているということです。