熊本市の平成駅を撮影した写真が、ネット上で注目を集めているそうです。1枚の中に「平成」「昭和」「大正」が写り込んでいると紹介されているのですが、なかなか大正が見つかりません。答えを聞けば「なるほど」と納得してしまうこの写真について、撮影者に話を聞いたそうです。
まもなく元号が「平成」から「令和」に変わることで、注目を集めているJR豊肥線の平成駅。
話題になっているのは、熊本日日新聞社グループの熊日サービス開発「熊日出版」のツイッターアカウントが16日に投稿したつぶやきです。
「会社の最寄り駅の写真です。この写真には、『平成』『昭和』『大正』の文字が写っています。『大正』がどこにあるかわかりますか?」
パッと目を引くのは「平成駅」の看板。その右側には「昭和タクシー」の広告看板があるので、「平成」と「昭和」はすぐに見つかります。
正解は……
右下の看板に「大正」があるのかと思って文字を確認しても、見当たりません。
残るのは左下の自動販売機ですが、大正の文字は見つけることができません。
しばらくして熊日出版のアカウントが正解を投稿しました。
「『大正』は自動販売機の3段目の左から3番目にある『リポビタンD』の『大正製薬』のことです!」
これらのツイートに対して、「そこでしたか」「自販機に明治もあるんじゃないかと探したらなかった」といったコメントが寄せられ、リツイートは3千、いいねは6千を超えています。
「同じフロアの人と雑談していて教えてもらったので、撮影しに行きました」と話すのは熊日出版の担当者。
自身が熊本市中央区平成に住んでいて、「令和に変わったら、一気に古く感じてしまいそう」と話したところ、「それなら面白い場所があるよ」と教えてくれたそうです。
普段は書籍紹介の投稿が多く、今回のようなおもしろツイートは珍しいそうですが、いいねの数は過去最多になりました。
撮影者は「ビックリしています。今回はいい意味で話題になりましたが、今後は悪い意味で炎上しないように気をつけようと思いました」と話しているということです。
なるほどですね!