着せ替え人形「バービー」誕生60周年に合わせ、キャリアウーマンやロールモデルとなる女性を模した一連の人形が、発売元の米玩具大手マテルから発表されたそうです。時代に合わせ、女の子たちにインスピレーションを与えることが目的。
マテルは8日、シンガポールで開いた記念イベントで、宇宙飛行士やサッカー選手、ニュースキャスターといった職業で活躍するバービー人形を発表。また、女子テニス世界ランキング1位の大坂なおみ選手、ユニセフの親善大使であり、平和運動家としても活躍する司会者兼著者の黒柳徹子さん、米女優のヤラ・シャヒディさん、そしてニュージーランドの先住民マオリとして初のバービーとなるスポーツ記者のメロディー・ロビンソンさんらを模した人形もお披露目されました。
マテル東南アジア支社のマーケティング責任者クリス・チャン氏は「バービーは長年にわたり、女の子たちには選択肢があり、どんなキャリアでも達成できることを示すロールモデルとなってきた」と語っているということです。
バービー人形を発売するマテル社は、毎年3月8日の国際女性デーに、お祝いとして世界の様々な分野で活躍する女性著名人の人形を発表することで知られています。
さらに最近では、ダイバーシティー(多様性)やインクルージョン(包括性)といった、「すべての人々が平等に配慮されるべき」という現代の考えを反映するように、「車いす」や「義足」といった“身体障がいとともに生きるバービー”が発表されたばかりだそうです。

2019年2月、新たに追加が発表されたのは、「車いす」、「義足」といった“身体障害とともに生きるバービー”たち。
2016年2.月、バービー人形が、発売57年目にして、新たに3種類もの違う体型の人形を発表。
ブロンドで完璧なスタイルがトレードマークだったバービー人形ですが、様々な体型の人々のことを考慮し、「背が低い」「ぽっちゃり」「背が高い」と一気に3種類ものバリエーションが発表されたそうです。
