高須クリニック院長・高須克弥氏が、「因縁」のあるユダヤ人人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センター（SWC）に対し、立て続けにリプライを送っているそうです。
その中身は、いわゆる「原爆Tシャツ問題」の渦中にある韓国の音楽グループ「防弾少年団（BTS）」に関わるもの。BTSメンバーが過去にナチスを想起させるデザインの帽子をかぶっていた写真を送り付け、「何故大騒ぎしないんですか？」などと言及しています。
BTSをめぐって日本ネット上では、メンバーの一人が過去に、ナチスのシンボルだったハーケンクロイツなどが描かれた帽子をかぶっている写真が関心を集めています。
J-CASTニュースが2018年11月9日報じたとおり、問題の写真は2014年9月、韓国ファッション誌に掲載されたものとみられ、帽子にはハーケンクロイツのほか鷲・頭蓋骨といった、ナチス時代のシンボルが描かれていることが確認できます。韓国でも当時、大手紙「中央日報」のコラムでも批判的に言及されたことがあるそうです。
いわゆる「原爆Tシャツ」が問題になって以降、この画像も「発掘」されて拡散、8日、テレビ朝日が「ミュージックステーション」出演中止をアナウンスしたことでその動きはさらに加速し、10日にはツイッターで多くつぶやかれた言葉を集計するYahoo！リアルタイム検索のランキングで、上位に「ハーケンクロイツ」が入るなどの現象も起きていました。
高須氏は5日以降、ネット上で出回るこれらの写真を、ホロコーストやユダヤ人差別などの問題に取り組む米人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターの公式アカウント（＠simonwiesenthal）に、繰り返しリプライの形で送り付けています。その回数は9度にわたり、「What do you think this?（これをどう思いますか？）」というメッセージが併記されたものも複数あるということです。
高須院長は真の愛国者ですよね！
『原爆バンザイTシャツ』を着るBTS）メンバー。
BTSメンバーがナチスを想起させるデザインの帽子をかぶっていた写真。
BTSが行った、ナチス強制収容所「アウシュビッツのユダヤ人被害者」のハロウィンコスプレ。
BTSは、３月１１日に人が溺れる動画掲載し、東日本大震災の被災者を愚弄。
