<パCSファイナルS・第5戦、西武5-6ソフトバンク (21日、メットライフドーム)>
王手をかけていたシーズン2位のソフトバンクが4勝2敗(西武のリーグ優勝によるアドバンテージの1勝を含む)で2年連続18回目(前身球団含む)となる日本シリーズ進出を決めたそうです。
現行のCS制定後(07年以降)、レギュラーシーズンを優勝したチームが日本シリーズに進出できなかったのは、パリーグでは10年のソフトバンク以来、2回目。なお、10年に日本シリーズに進出したのは3位のロッテで、2位からの日本シリーズ進出はCS制定後初。
この日4打点、第1ステージから通算してCSで9打点をたたきだした柳田悠岐外野手がMVPを受賞しました。
初回、柳田は無死満塁から走者一掃の適時二塁打で3打点。2点を返された後の五回には今度は2試合連発となるソロ本塁打を放っています。
お立ち台では「自分でいいのかなという気持ちですけど」と漏らした頼れる4番は、「初回はチャンスをつくってくれた前のバッターのおかげなので。ホームランは大きいのを打てるように、スイングを入れていきました」と今日の活躍を振り返ったそうです。
日本ハムとの第1ステージを通じての活躍が評価されたことには「チームのために、点を取るのが自分の仕事なので、良い仕事ができました」と力強い言葉が飛び出しました。広島との日本シリーズは27日から始まります。「やっぱ強いチームなんで。はい」と短く決意を語り、スタンドのファンから笑いも漏れる中、「ここまできたらあと4つ、勝ちます!」と宣言したということです。
「日本シリーズ進出ですよ!」というアナウンサーの言葉に、「知っています!」と答えていましたね(笑)