イングランド・プレミアリーグのリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が30日、昨シーズンまで率いたボルシア・ドルトムントとの試合についてコメントし、古巣と戦うことへの複雑な気持ちよりも、ピッチ上のドルトムントの強さを警戒する気持ちの方が勝っていると話しました。
実り多い7年間を過ごしたドルトムントを昨シーズン限りで離れたクロップ監督は、次週から始まるヨーロッパリーグの準々決勝で、その古巣と対戦することが決まりました。
クロップ監督にとって、忘れられない試合になるのは間違いありません。
ただし、ドルトムントが現在ブンデスリーガ1部で2位につけているのに対し、リバプールはリーグ戦9位となっており、指揮官は感傷に浸るつもりはないようです。
クロップ監督はリバプールの公式ウェブサイトで、「かつて愛したチームと、今愛しているチーム。今回の試合は、そういった内なる戦いではない」と話しました。
「そこは私にとって難しい部分じゃない。BVB(ドルトムント)へ行く前は、(その前に率いた)マインツといい関係を築けていた」
「われわれにとって信じられないほど難しい組み合わせなのは、全員がよく承知している。今のドルトムントのサッカーには、多大な敬意を払う必要がある。ただ、こちらがプランを実行できて、そして当日いくばくかの幸運に恵まれれば、われわれにもチャンスはある」
「われわれはこれまでも、いいサッカーをするチームに対しては、比較的いいプランで戦えていた。誰も休ませるつもりはないよ」
リバプールは4月7日に敵地での第1戦に臨み、その1週間後に本拠地アンフィールドで第2戦を戦うということです。
わたくし、いったいどちらを応援すれば良いのでしょうかImage may be NSFW.
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