J1神戸が11日、神戸ユニバー記念競技場で行われた公開練習の後に「平成30年北海道胆振東部地震」の募金活動を行ったそうです。
活動には、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)ら選手27人が参加。中でも元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)がひときわ存在感を示し、活動を盛り上げました。まず最初に募金箱を手にしたポドルスキは、カタール代表DFヤセルとともに「MONEY! MONEY!」と大きな声を挙げたそうです。ド直球な呼びかけには周囲の選手や練習に集まった約700人のファンも爆笑に包まれました。
さらに自身の持つ箱の前にファンが通ると「ジュウマンエン!」と募金を呼びかけ、お札を入れたファンがいれば「ナイスプレー!」などと言って拍手で讃えました。中には財布の中の小銭を全て、ポドルスキの箱に入れた男性ファンもいたそうです。また時折ファンとの撮影を自ら提案するなど、サービス精神とユーモアたっぷりで場を盛り上げました。
約30分間の募金活動の後、取材に応じたポドルスキは「(地震は)心が痛むニュース。被災された方はたくさんのものを失って、苦しいことがたくさんある。この募金で彼らに力を与えることができたんじゃないかなと思う。これからも彼らのためになることを協力していければ」と真剣な表情で語ったそうです。集まった26万1048円は楽天クラッチ募金を通じて北海道の各自治体に送られます。15日のG大阪戦(ノエスタ)でも募金活動を検討しているということです。
哀悼の意を表し、お悔やみ申し上げます。
日本時間9月9日、全米オープンで初優勝した大坂なおみがWOWOWのインタビューを受け、台風21号、北海道地震など災害の被災者にメッセージを送ったそうです。
それはインタビューの最後でした。スタジオにあふれる祝福の流れをさえぎるように、大坂がファンへのメッセージを送りました。
「日本で大きな災害が起きています。みなさんの無事を祈っています」
大会期間中も自身のTwitterで「この度の台風、地震災害に対し 心よりお見舞い申し上げます。 頑張って下さい。 皆様の一日も早いご再建をお祈りいたします」とツイートしていたということです。
大坂選手の母親は北海道根室市出身の日本人。
大坂選手は日本と米国の二重国籍で、日本の住民票の住所は、札幌市内にある祖父で根室漁協組合長の大坂鉄夫さん所有の住居だそうです。