トニー・マラーノ氏ことテキサス親父が、韓国の捏造慰安婦映画「鬼郷」を痛烈に批判しました。
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ハ~イ! みなさん。
韓国で、元慰安婦の証言をもとにした映画『鬼郷』が大ヒットしていると聞いた。ネット上に、予告編のロングバージョン(6分20秒)があったので見てみたが、これはひどい。最悪だぜ。
平穏に暮らしていた少女が強制的に連行され、日本兵に殴る蹴るの暴行を受けるなど残虐極まりない。あろうことか、脱走しようとした慰安婦を地面に一列に座らせて銃殺し、死体を穴の中に入れてガソリンをかけて燃やすシーンまであった。
俺が、米国立国会図書館から取り寄せた、米軍が1944年、ビルマ(現ミャンマー)で朝鮮人慰安婦20人を尋問した報告書の「慰安婦は売春婦で雇用されていた」という記述とは、180度違っていた。
趙廷来(チョ・ジョンネ)監督のインタビューもあった。
彼は「慰安婦問題で、日本側は『証拠がない』と言うので、この映画を文化的証拠にする」と発言していた。ちょっと待てよ!? 証拠がないから自分が作るって? どういうことだ? それが韓国人のメンタリティー(国民性)なのか? 信じられないぜ。
この予告編を見て、次々に疑問がわいてきた。
前出の米軍報告書でも明らかなように、慰安婦は民間業者に雇用されていたので、暴行を受けたり、殺されたりすれば商売にならなくなる。民間業者には死活問題だし、慰安婦たちも黙ってはいないはずだ。
ところが、米軍報告書には、そんな記述はなかった。慰安婦たちについて、「高給取りだった」「街へ買い物に行ったり遊びに行ったりしていた」などとあった。慰安婦の「米軍に助けてもらってよかった」といった証言は一切ないんだ。
慰安婦といえば、韓国軍がベトナム戦争中に、サイゴン(現ホーチミン)に慰安所を設けていたことは、TBSの元ワシントン支局長が昨年、週刊文春でスクープした。同戦争で、韓国軍が民間人に行った蛮行は米国でも知られており、慰霊碑や壁画となってベトナム各地に残っている。
これらの内容が、映画『鬼郷』と酷似していると思うのは、俺だけか? 「ミラーイメージ」(=相手の行動は、自分と同じようになるはずだと思い込むこと)という言葉を思い出したぜ。
さて、親友のシュン(=テキサス親父日本事務局の藤木俊一事務局長)が11日、国連人権委員会で、慰安婦問題のスピーチをしてきた。
簡単にいうと、「慰安婦問題は、韓国の市民団体がこじらせた」「元慰安婦の証言には一貫性がない」「クマラスワミ報告書の根拠が崩れたので破棄か再調査してほしい」というものだ。まったく賛成だ。
親愛なるみなさんと、日本と米国に神のご加護がありますように。「証拠がなければ作る」という考えがまかり通る国とは、折り合いを付けることは難しい気がするぜ。
では、また会おう!
全くテキサス親父のおっしゃる通りだと思います!
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