フィギュアスケートの世界選手権(ミラノ)は23日に女子フリーが行われ、ケイトリン・オズモンド(カナダ)が優勝を飾り、樋口新葉が銀メダル、宮原知子が銅メダルを獲得しました。表彰式ではオズモンドがリンクで転んでしまうハプニングが発生。樋口と宮原が咄嗟に手を差し伸べる、微笑ましいシーンを海外記者が動画付きで紹介し、海外ファンから「お茶目でキュートな女王が誕生」という声とともに「愛すべきワンシーン」「一流の対応だわ」と2人の行動も話題を呼んでいるそうです。
まさかのシーンでした。表彰式に登場したメダリストの3人。リンク上をそろって滑って周り、優勝したオズモンドは両手で母国の大きな国旗を掲げながら、先頭で客席の声援に応えていました。そんな瞬間でした・・ファンに視線を送るあまり、足元にセレモニー用のカーペットが敷かれていることに気づかずにつまずいてしまい、つんのめるようにして最後は転んでしまったそうです。
一瞬、ヒヤッとした場内。しかし、すぐさま上体を起こしたオズモンドは国旗にくるまるようにしてちょこんと座り、「なんてことなの」といった表情で、恥ずかしそうに笑みを浮かべていました。
後ろを滑っていた樋口と宮原は心配そうに近寄り、無事を確認すると、最後は笑いながら優しく手を差し伸べ、オズモンドを立たせてあげていたそうです。
映像を観たファンからは「この転倒が演技中じゃなくて良かった!」「お茶目でキュートな女王の誕生」と可愛らしいリアクションをしたオズモンドに対する声とともに、すぐさまフォローした樋口と宮原に対する声も集まりました。
「転倒直後にワカバとサトコが駆け寄って手を差し伸べたのが愛すべきワンシーンだ」「オーマイゴッド、今このシーンを確認した。優美な手助けだ」「全く同意。一流の対応だわ」などとコメントが相次いでいたということです。
素晴らしいですね!