大相撲初場所12日目は21日、両国国技館で行われ、前日11日目に横綱・白鵬との全勝対決を制した大関・琴奨菊が1敗の横綱・日馬富士を突き落としで下して12連勝。
ただ一人無敗で優勝争いのトップを守りました。
琴奨菊は鋭い出足から日馬富士を土俵際まで追い詰めると、一気の突き落としで勝ち名乗りを上げました。
これで、琴奨菊は3横綱を撃破して難関を突破、06年初場所の栃東以来10年ぶりとなる日本出身力士の優勝が一気に現実味を帯びてきました。
日馬富士は2敗に後退。
白鵬は大関・豪栄道を引き落としで破り1敗をキープ。
横綱・鶴竜は栃煌山を押し出して9勝3敗。
白鵬に敗れた豪栄道は4勝8敗で負け越しが決定。
3月の大阪場所はカド番で迎えることになったということです。
日本人力士の最後の幕内優勝は2006年1月場所で、大関・栃東です。
日本人横綱は、貴乃花が2003年1月場所中に引退し不在になりました。
日本人横綱の誕生は無理でも、せめて10年ぶりの日本人力士の優勝を期待します!
頑張れ、琴奨菊!!