逆からも読めるポスターが大きな話題となっているそうです。このポスターには大きく「挑戦」と書かれているのですが、これを逆さまにすると「勝利」という文字に読めるのです。本来ならば「挑戦」を逆にしても「勝利」という文字になりませんが、それこそがプロフェッショナルな職人がなせる業。
・ひとつのワードを違う視点で見る
このポスターを作ったのは誰なのでしょうか? アナグラムに精通した人物、野村一晟さんが文字部分を制作したポスターで、彼によると、このような逆からも読める文字を「アンビグラム」というのだそうです。ひとつのワードを違う視点で見ると、新たに他の意味が浮かんでくるものをアンビグラムと呼ぶのです。
・イメージに合った言葉をアンビグラム化
まさにこのポスターはアンビグラムそのもの。このポスターはレースのイベント告知のために作られたものですが、「挑戦」と「勝利」、「最強」と「戦場」など、しっかりとレースのイメージに合った言葉をアンビグラムとして生かしており、まさに職人技です。
・感動を付加させることができるデザインのプロ
このポスターのように、見る人たちをハッとさせる作品は非常に貴重な存在といえます。情報を伝えるだけでなく、そこに感動を付加させることができるデザインのプロに敬意を表したいということです。
これはちょっと、感動ですね!
「最強⇔戦場」