イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシが試合中のコーチとのやり取りを明かした。イタリア『スカイ』が報じている。
13日、イタリアはW杯欧州予選プレーオフ第2戦でスウェーデン代表と対戦。アウェーでの第1戦を0-1で落とし、ホームで逆転を目指したが最後までゴールネットを揺らすことができず、スコアレスドローで1958年スウェーデン大会以来、60年ぶりにW杯出場を逃した。
試合中、チームスタッフ陣と選手たちの間で、試合に対するアプローチの仕方に差があったようだ。得点が欲しい状況でジャンピエロ・ベントゥーラ監督がウォーミングアップを命じたのは、守備的なポジションのデ・ロッシだったという。
スタッフがそれを伝えると、デ・ロッシは激高。「何で俺なんだ。この試合で引き分けは必要ない。勝たなければならないんだ」と発言し、そばに座っていたFWロレンツォ・インシーニェを指さし、攻撃的な選手の起用が必要だと訴えた。
しかし、デ・ロッシはスタッフに説得される形でウォーミングアップを開始。結局、デ・ロッシだけでなくインシーニェも投入されず、出番はなかった。なお、試合後、デ・ロッシはイタリア代表引退を表明している。
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