ソフトバンクは5日、松坂大輔投手(37)の退団を発表したそうです。右肩の故障に苦しみ、3年間で登板1試合に終わった右腕は球団を通じてコメントを発表。自由契約となって現役続行を目指しますが、言葉の中に日本球界で新たな所属先を探すことをにおわせたそうです。
日本一の歓喜から10数時間後、大投手がユニホームを脱ぎました。ソフトバンクが松坂の退団を発表。悩み続けた背番号「18」は球団を通じてコメントを残しました。
「3年間、期待に応えられずに申し訳ありませんでした。できることなら胸を張って、チームの歓喜の輪の中に入っていたかったです」
まずは謝罪から。2015年に3年総額12億円の大型契約で米球界から復帰も、右肩の故障で戦力になれませんでした。退団する選手の談話が添えられた異例の発表は、ファンと関係者に少しでも感謝を伝えたいという本人の思いもあったようです。
「最後までリハビリに付き添っていただいたスタッフの皆さん、いつも私に真剣に向き合ってくださった工藤監督、コーチ、選手の皆さん、何より温かい声援を送ってくれたファンの皆様の、ひとつひとつの声に私は支えられてきました」
3年間で登板1試合。それでも周囲に支えられ「いくら言葉にしても足りないくらいの感謝」とつづっています。「伝えるのは1軍のマウンドだと思います」と決意を込めました。
「いつかグラウンドでファンの皆様、チームメートに再会できることを信じ、前を向き続けていきたいと思います」
現役続行への意欲を語る言葉の節々で「1軍のマウンド、再会」と、日本でのプレーを目指すことを示唆。10月中に投球練習も再開。すでにチーム関係者への挨拶を済ませ、国内で練習を続けながら新天地を探すということです。
3年12億円の破格契約で、3年間で登板1試合1イニング。
同情の声は聞かれないようです。。。