ヨーロッパリーグ(以下EL)は現地時間17日(以下現地時間)に決勝トーナメント2回戦(ラウンド16)セカンドレグの全8試合が行なわれ、香川真司所属のドルトムント(ドイツ)は敵地でトッテナム(イングランド)に2対1と勝利。
2試合合計スコア5対1の快勝で準々決勝進出を決めました。
ホームでのファーストレグに3対0と快勝しているドルトムント。
アウェイに赴いたこの日は24分にオーバメヤンのゴールで先制すると、71分に再びオーバメヤンが決めて2点差に。
同選手はこれが今季の公式戦通算35点目となっています。
ドルトムントはその3分後、ソン・フンミンに1点を返されたものの、そのまま逃げ切りイングランドの地で初勝利を手にしました。
ELよりも1961年以来の国内リーグ優勝に比重を置いているとみられるトッテナムは、これでタイトルレースに専念する格好となりました。
なお、香川は72分から途中出場しています。
マンチェスターUとリヴァプールによるイングランド勢対決は、1対1のドロー。
合計スコア3対1でリヴァプールが勝ち抜きを決めました。
敗退が決まったマンUは、国内リーグで4位以内に入る以外、来季のチャンピオンズリーグ(以下CL)出場権を獲得する手段はなくなりました。
敵地でのファーストレグを0対2で落としているマンUは32分、マーシャルがクラインに倒されて得たPKを自ら沈めて先制。
対するリヴァプールは45分、左サイドからドリブルでエリア内に侵入したコウチーニョが、チップキックでGKデヘアの守るゴールを破って同点に。
試合はそのまま1対1で終了し、来季CL出場権獲得に向け、リヴァプールが一歩前進しました。
スペイン勢同士の対決となったバレンシア対アスレティック・ビルバオは、2対1でバレンシアが勝利し2試合合計2対2に持ち込みましたが、アウェイゴール差により、敗退となっています。
ビルバオは0対2の局面から76分にアドゥリスが挙げた貴重なアウェイゴールにより、勝ち上がりを決めました。
そのほかスペイン勢では3連覇を目指すセビーリャも、バーゼル(スイス)に3対0と快勝。
35分からの10分間でラミと、ガメイロの2得点で勝負を決め、2試合合計スコア3対0でベスト8に進出。
また、ビリャレアルはレヴァークーゼン(ドイツ)と0対0に終わりましたが、ファーストレグで2対0と勝利していたため、こちらも8強入りしています。
なお、ラツィオ(イタリア)対スパルタ・プラハ(チェコ)の一戦は、アウェイのスパルタ・プラハが3対0と快勝し、2試合合計スコア4対1で突破。
これでイタリア勢はすべて姿を消したことになります。
このほか、シャフタール・ドネツク(ウクライナ)、ブラガ(ポルトガル)がベスト8へと駒を進めています。
EL準々決勝の組み合わせ抽選は、18日に行なわれるということです。
ドルトムントとリヴァプールの決勝戦が楽しみです。
てか、香川の出場を期待します!