アルゼンチン代表は、ロシア・ワールドカップ出場権獲得へ向け10日にエクアドルと戦う。同国保健省は、大一番に向けて高まるファンに注意喚起をしているようだ。
W杯南米予選は、ブラジルがすでに首位で突破を決めており、残りの3.5枠を6チームが争う大混戦に。2位のウルグアイ(勝ち点28)、3位チリ(同26)、4位コロンビア(同26)、5位ペルー(同25)、6位アルゼンチン(同25)、7位パラグアイ(同24)に突破の可能性が残されている。
次節、ウルグアイは敗退が決定しているボリビアと、チリは首位ブラジル、コロンビアとペルーは直接対決を迎える。前節ホームでペルーと引き分けてプレーオフ圏外の6位に転落したアルゼンチンは、エクアドルとアウェーで対戦。この試合で敗れると敗退が決定、引き分けでも他試合の結果次第ではプレーオフにも進めない可能性があるなど、前回大会準優勝国は崖っぷちに立たされている。
この状況に、アルゼンチン国内は史上まれに見るほどヒートアップしているが、同国保健省はファンに心臓病や脳卒中に注意するよう呼びかけているようだ。
対応策として「脂質の多いモッツァレラチーズや、砂糖がたっぷり入った飲み物、アルコールは避けること。代わりに、オーブンで焼いたポテトやさつまいも、パンやにんじんスティック、塩分を含んだクリスプを準備すること」といった食事を推奨しているという。
さらに、「立ち上がって腕や足を動かす“能動的な休憩”をとり、ハーフタイム中はウォーキングをする」ことを勧めているようだ。
2014年W杯でも、「W杯の情熱的な試合は、過去に心臓病を経験した方には脳卒中や心臓発作につながる可能性があります。いくつかの研究が示すとおり、PK戦や劇的なゴールによる心的ストレスは、心臓発作を起こすリスクを潜在的に秘めています」とのレポートを発表していたアルゼンチンの保健省。大一番へ向けて盛り上がり続ける国内サポーターへ向け、自身の健康を考えながら応援するようにと呼びかけているようだ。
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サッカーの18年W杯ロシア大会の南米予選最終節が10日(日本時間11日)に行われ、前回ブラジル大会準優勝のアルゼンチンはアウェーでエクアドルに3―1で逆転勝ち。勝ち点を28に積み上げて前節の敗退圏6位から3位に浮上して、12大会連続17度目の本大会出場を果たした。エースのFWリオネル・メッシ(30=バルセロナ)がハットトリックを達成してチームをけん引し、70年メキシコ大会以来の予選敗退の危機から救った。
ルミ子もびっくりでしたね!

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