<キリンチャレンジカップ2017]日本 3-3 ハイチ/10月10日/日産スタジアム>
ドイツの老舗サッカー専門誌『Kicker』が、日本対ハイチ戦の後半アディショナルタイムに香川真司が決めた同点ゴールを「一風変わった一撃」と表現したそうです。
2-3で迎えた終了間際、日本は左SBの車屋紳一郎がサイドを打破し、マイナス気味のクロスを中央へ送ります。ゴール前で複数の選手が交錯してボールがこぼれ、素早く拾った右SB酒井高徳が左足でシュートを放ちます。これがゴール前で待ち構えた香川の前を通り、背番号10がちょこんとコースを変えてネットを揺すりました。
同誌は一連の流れをこうレポートしています。
「ハンブルクのゴウトク・サカイ、シュツットガルトのタクマ・アサノ、元フランクフルトのタカシ・イヌイが先発を飾る一方で、エースのシンジ・カガワはベンチスタート。59分にようやくピッチに登場すると、最後の最後で大仕事をやってのけた。サカイのショットはキーパーの正面に向かっていたが、手前でカガワが倒れ込みながら、右足をアイスホッケーのスティックのように使って方向を変えた。なんとも奇妙で一風変わった一撃だ」
さらに、「ゲンキ・ハラグチ(ヘルタ)、ユウヤ・オオサコ(ケルン)、ヨシノリ・ムトウ(マインツ)のブンデスリーガ・プレーヤーも3-3ドローのゲームで出場機会を得た」と、短いながらも各クラブのサポーターに日本人選手の状況を伝えたということです。
一応、香川が日本の危機を救いましたよね!