10月9日にコボパークで開催された楽天-日本ハム戦で、日本ハムの大谷翔平(23)は今季最終戦を迎えたそうです。「3番・指名打者」で先発出場したが、4打数無安打、2三振に終わり、日本ハムで過ごした5年間の集大成となる一戦で、快音を響かせることはできませんでした。今オフ、ポスティングシステム(入札制度)を利用して大リーグ挑戦の意思を固めており、“国内最後”の一戦でもあった。しかし、本人は「勝ててよかった」と言い残すだけで、移籍に関して明言は聞かれませんでした。
打者と投手との二刀流の両立ができなかった今季は「1軍で活躍することを期待してもらっている中で、その土俵に立てなかったのはもどかしかった」と振り返ったそうです。4月に発症した左足太もも裏肉離れの影響で投手としての調整が遅れ、公式戦初勝利は9月まで時間を要しました。それでも、4日のオリックス戦では「4番・投手」で先発出場して今季初完封。「思い通りにいかないことが多かったが、いいことも悪いことも経験できた」と自らに言い聞かせた。
今後の去就について大谷は「ここで言うことではない」と明言を避けましたが、日本シリーズ終了後にも何らかの態度表明をするものとみられています。二刀流を大谷と二人三脚で歩んだ栗山監督は「いろんなことがあったが、少しでも彼のためになる5年間だったと信じたい」と強調したそうです。
「一日一日うまくなるために頑張っていく」と大谷。唯一無二の二刀流を極めるため、23歳はさらなる高みを目指していくということです。
4日、日本ハム大谷翔平投手は本拠地最終戦に「4番投手」で先発し、投打でチームの勝利に貢献しました。
すごいですよね!