朝からさわやかな秋晴れが広がった9月30日、学習院女子中等科・高等科合同の運動会が開催されたそうです。年に1度のイベントに胸を高鳴らせる生徒たちに交じって、愛子さまが登校されたのは午前8時20分頃。髪を後ろで1つに結ばれ、通学かばんと手提げバッグを持たれた愛子さまは、軽やかな足取りの一方、両ふくらはぎに巻かれたテーピングが目を引きました。
「9月上旬から、運動会に向けて始業前に練習が行われ、愛子さまも、普段より1時間以上早く登校されていました。猛特訓を積まれたため、少し足に負担もかかってしまったのでしょう。昨年、愛子さまはこの時期に長期欠席されており、運動会に参加できませんでした。それだけに、より強いお気持ちがあったのかもしれません」(皇室記者)
愛子さまに遅れること20分ほどで、皇太子ご夫妻も観戦のため到着。グレー系のお召し物でトーンを合わされたご夫妻はテント席に着かれ、ちょうど9時に開会式がスタート。午前の部で愛子さまが出場されたのは、クラス対抗の玉入れだったそうです。
「高校生になって初めての運動会とあって、愛子さまは大はりきり。身振り手振りをされながら、クラスメートと楽しそうに作戦を練られていました。ときおり、両手で『ゲッツ!』のようなポーズをされて、ふざけ合っている様子も微笑ましかったです」(学習院関係者)
皇太子ご夫妻は、交互に双眼鏡を覗かれながら愛子さまに声援を送られていたそうです。
お昼をはさんで、午後に愛子さまが登場されたのは「ドリブル競争」。バスケットボールをドリブルし、ゴールを決めたらまたドリブルで戻って次の人にパスするというリレー形式のレース。各学年の代表者が20人ほど出場し、中等科1年~高等科3年までの学年別6チーム対抗で争うもっとも盛り上がる競技の1つです。
「愛子さまは高1チームの11番目の走者としてパスを受けました。トップも狙える位置につける接戦で、見事に1回でゴールを決めました。うしろのメンバーにボールを託すと、愛子さまは祈られるような仕草を見せられていましたが、チームはだんだんと遅れをとってしまい、結局4位でゴール。その結果がよほど悔しかったのでしょう。愛子さまは、しゃがみこんで泣いていらっしゃいました。それだけ練習を頑張ってきたということでしょう。愛子さまは、一緒に涙を流すチームメートと手を握ったり、背中をさすったりと、健闘をたたえ合われていました」(前出・学習院関係者)
1学期には授業を欠席されることもあった愛子さまですが、夏休みが明けてからは、ほぼ毎日元気に登校されているそうです。生活の充実ぶりは、学校行事以外でも見られました。
「9月26日、愛子さまは皇太子ご夫妻とご一緒に、新任皇宮警察官の会釈に参加され、ご挨拶されていたようです。体調やお気持ちが安定されていることが伝わってきます」(前出・皇室記者)
運動会の一日を、文字通り駆け抜けられた愛子さまの表情は、天の高い空のように晴れやかだったということです。
この愛子さまは、本物のような気もしますが、どうなのでしょうか?