秋篠宮ご夫妻は、現地時間の27日、チリの首都サンティアゴにある大統領府を訪れ、儀仗隊による歓迎を受けたあと、バチェレ大統領を表敬訪問されました。この席で、秋篠宮さまが、両国間の相互理解がさらに進むよう願う天皇陛下のメッセージを伝えられると、大統領は、日本語で「ありがとう」と応じたそうです。
このあとご夫妻は、日本との外交関係樹立120周年を祝う式典に臨まれました。式典には、両国の政府関係者などおよそ100人が出席し、秋篠宮さまがあいさつに立たれたそうです。
この中で秋篠宮さまは、「両国は地球の反対側に位置し、太平洋により1万7000キロ隔てられておりますが、さまざまな分野での交流があり、120年の歳月により築かれた信頼と友情がある」と述べた上で、津波災害を契機とした交流の歴史などに触れ、「友好関係の一層の発展を心から祈念します」と結ばれました。
会場では、古くからチリに伝わる歌や踊りも披露され、ご夫妻は、笑顔で拍手を送られていたということです。
本当に素敵なご夫妻ですね!