九州新幹線鹿児島ルート（博多－鹿児島中央）は１２日、全線開業から丸５年を迎えました。
所要時間が大幅に短縮。
２０１５年度の乗客数は今年１月末までに前年同期比４％増の１１３８万人で、４年連続で過去最高を更新する見通しです。
ＪＲ九州はこの日、各地で記念イベントを開催。
熊本駅では、県のＰＲキャラクター「くまモン」が新幹線の出発式を行ったそうです。
九州新幹線は０４年３月に熊本県の新八代－鹿児島中央間が部分開業し、１１年３月に博多まで延びました。
最短の所要時間は博多－鹿児島中央間が全線開業前の２時間１２分から１時間１７分に短縮。博多－熊本間も１時間１３分が３３分に縮まったそうです。
５年前の１１年３月１２日は東日本大震災の翌日となり、ＪＲ九州は全線開業で予定していた出発式や式典を中止。
静かな幕開けとなったということです。.
今やくまモンは世界を股にかける活躍ですが、元々は県が新幹線開業ＰＲに合わせて作ったマスコットキャラクターなんですよね！
ＪＲ九州と熊本県などは１日から、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業から１２日で５年を迎えるのを記念し、県のＰＲキャラクターにちなんでＪＲ熊本駅の愛称を「くまモン駅」にする企画を始めたそうです。
９月末まで。
県によると、くまモンは鹿児島ルート開業をきっかけに生まれたキャラクター。
駅舎の外壁に「くまモン駅」と記した看板を設置。
新幹線の改札口近くには、県内の観光名所で撮影されたくまモンの写真を展示する見学自由の駅長室も設けるそうです。
ＪＲ九州の担当者は「くまモン好きな観光客に、ぜひ駅を訪れてもらいたい」と意気込んでいるということです。
