韓国代表は8月31日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の本拠地イラン戦を、0-0のドローで終えました。ソウルW杯競技場には6万人の大観衆が詰めかけ、韓国の勝利を後押ししようとしましたが、枠内シュート数ゼロと低調なパフォーマンスに終始し、すでにロシア行きを決めているイランを破ることができませんでした。さらに勝利を逃した要因について、韓国代表キャプテンが「観衆がうるさすぎたから」と、ホームのサポーターに対する前代未聞のクレームをつけて大炎上。謝罪を強いられる騒動に発展した。韓国紙「スポーツソウル」が報じています。
イランが退場者を出し数的優位に立ちながら、韓国は相手の牙城を崩せませんでした。シュート6本のうち、枠を捉えたものは1本もなかったそうです。5日の最終戦敵地ウズベキスタン戦で9大会連続のW杯出場をかける危機的状況に陥りましたが、かつて大宮アルディージャやFC東京でプレーした広州恒大DFキム・ヨングォンは、試合後に前代未聞のクレームをつけたそうです。
「観衆の応援があまりにもうるさくて、他の選手とコミュニケーションを取ることが難しかった。何も聞こえなかったので、練習通りのプレーを我々はできなかった」
韓国代表サポーターが足を引っ張ったと主張したキャプテンの失言は、瞬く間に炎上。「フットボールファンを怒らせるスキャンダル」と、同紙は記事で断罪。自分たちの不甲斐ない戦いぶりをサポーターのせいにした主将は、一気に針のむしろに立たされました。
批判が渦巻く炎上ぶりに、キム・ヨングォンは一夜明けて謝罪に至ったそうです。
「そんな意図では話していません。自分の頭の中がこんがらがっていたので、間違った発言になってしまった。とても反省しているし、申し訳ない。自分をサポートしてくれるファンに謝罪する」
韓国代表は成績不振によりウリ・シューティーリケ前監督を解任し、7月にシン・テヨン新監督を招聘したばかり。W杯出場危機に加えて、サポーターの愛想を尽かすようなキャプテンの失言も飛び出すなど、チームは激震が続いているということです。
さすが韓国人、クレームが酷すぎますね!