もしも人類が滅亡し、地球上に自分1人だけが取り残されたらあなたはどうするでしょうか。
そして今ある物でいったい、どれだけ生き延びることができるのでしょうか。
2月22日付、イギリスの「ITV News」サイトが興味深い調査の結果を報じているそうです。
大地震や津波、ハリケーンなどの自然災害、あるいは内戦や無差別テロなどの人災と、現代に生きる私たちは、常に危険と隣り合わせです。
ここ数十年は核関連事故の発生などもあり、それらをモチーフに人類滅亡をテーマにした小説や映画も数多く世に出ています。
それだけ人々が文明や我々人類に危機感を抱いているということでしょうか。
ロンドン在住の宇宙生物学者であり作家でもあるルイス・ダートネル博士は、大災害、または人類滅亡につながる不測の事態が起きた時、イギリスの一般的な大型スーパーマーケットに行けば成人1人が約55年生活できる程度の水と食料があると語ります。
ダートネル博士は今月16日から19日にかけてイギリスのバーミンガムで行われる、科学技術者を目指す若い世代のためのイベントる「The Big Bang UK Young Scientists and Engineers Fair」(ビッグバンUK)への出席を控え、イギリス国民と国そのものが人類滅亡などの世界の終末に直面したと仮定し、その状況下でどのように生き延びることができるかを調査したそうです。
その結果、人口の約3分の1に当たる36%が非常事態に備えて防災グッズの入ったバッグ「グラッブ・バッグ(Grab-Bag)」を常備していることもわかったということです。
55年は無理じゃないでしょうか?