皇太子ご一家の長女・愛子さま、15歳。秋篠宮家の長男・悠仁さま、10歳。夏休みを過ごすお2人の表情が入ってきました。
10日午後、静岡・下田市に到着された皇太子ご一家。
駅の構内では、300人を超える観光客や、地元の人たちが出迎えました。
埼玉からの観光客は「ことしでお会いするのが3回目だとお話ししたら、(息子の)顔を見て、雅子さまが覚えていてくださって、『大きくなったね』と」、「うれしかったです」などと話したそうです。
2017年、学習院女子高等科に進学された愛子さまは、高校生として初めて迎えた夏休みとなりました。
10日、下田で出迎えた女性とは、次のようなやり取りがあったという。
女性は「『今回も海で泳がれますか?』と(聞いたら)恥ずかしそうなお顔をされていましたけど、(愛子さまは)『平泳ぎが得意です』と、おっしゃっていました」と話しました。
15歳の夏。
皇太子さまや雅子さまと、どのような思い出を作られるのでしょうか。
そして、秋篠宮ご夫妻と長男・悠仁さまは10日、滋賀県をご訪問。
江戸時代から作り続けられている、雲平筆(うんぺいふで)の制作を見学されたそうです。
使われているヤギの毛を触り、「やわらかい」と感想を述べられた悠仁さま。
その後も、職人の手元を、熱心にご覧になっていました。
この筆は、秋篠宮さまが継承されている、有栖川流の書道で使われているもの。
1983年、当時、高校生だった秋篠宮さまは、ここを見学されていたそうです。
攀桂堂(はんけいどう)15代目の藤野雲平さん(67)は「悠仁さまは、『お父さんの若い時だ』と、写真を見ていただいていました」と話しました。
悠仁さまは見学のあと、試し書きにも挑戦。
お名前の「仁」という文字を、2種類の筆で書いたあと、「筆によって違いがある。硬い方がいい」と話されたという。
これまでも、夏休みのたびに、さまざまな体験をされてきた悠仁さま。
4年前、悠仁さま6歳の夏には、福井県にある恐竜博物館で、恐竜の骨格標本の組み立てに挑戦。
また2015年は、山形県をご訪問。
そこで和太鼓の手ほどきを受け、実演された秋篠宮さまに対して、「違うよ、そうじゃないよ」と話したり、周囲からの拍手に、少し恥ずかしそうな笑顔を浮かべられていた。
夏休みのたびに、各地の文化に触れてきた悠仁さま。
2017年も、充実した夏休みを送られている様子だったということです。
お手振りだけの皇太子家、それに比べて秋篠宮ご一家は有意義な日々を送っていらっしゃいますね。。。