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ポドルスキが2試合連続無得点の件

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<ヴィッセル神戸 1-2 鹿島アントラーズ J1リーグ第21節>



  明治安田生命J1リーグの第21節が9日に行われ、ヴィッセル神戸と鹿島アントラーズが対戦した。


 Jリーグデビュー戦となった大宮戦で2ゴールの鮮烈な活躍を見せながらも、前節柏戦では沈黙した神戸のFWルーカス・ポドルスキは3試合連続の先発出場。C大阪との首位争いを繰り広げる王者・鹿島相手に2試合ぶりのゴールを奪いたいところだった。


  前半は神戸がやや優位に試合を進め、何度か危険な形で鹿島のゴールを脅かす。ポドルスキも15分、右からのクロスを受けてニアポストへ強烈な右足シュートを放ったがGK曽ヶ端の好守に阻まれた。鹿島にもレアンドロが抜け出した形などチャンスはあったが、ともにゴールは奪えずに前半を折り返す。


  後半立ち上がりにはまたもポドルスキが妙技を披露し、エリア内での巧みなステップで守備陣を翻弄して左足シュート。これも曽ヶ端にセーブされたが、このプレーで得たCKからのクロスを渡部がヘディングで叩き込んで神戸が先制点を奪った。


  反撃に出たい鹿島は57分、好調の鈴木優磨を投入すると、69分にはその鈴木が起点となり同点ゴールを生み出す。左サイドを突破した鈴木のクロスを中村が落とし、最後は金崎が強烈なダイレクトシュートをゴール右に叩き込んだ。


  神戸は76分にポドルスキを下げ、加入後初出場となるハーフナー・マイクを投入して流れを変えようとするが、鹿島の攻勢は継続。86分にはレアンドロのスルーパスで抜け出した金崎がGKキム・スンギュをかわし、決勝点となる自身2点目を無人のゴールに流し込んだ。


  鹿島は連勝を3に伸ばし、最近9試合で8勝1分けと好調を維持。清水がC大阪に勝利を収めたことで、C大阪より1試合を多く残している鹿島が首位に浮上した。














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