ヴィッセル神戸が毎月発行するオフィシャル月刊誌『ヴィッセルスマイル』の最新号が7月29日から発売されました。巻頭企画ではこの夏、ヴィッセル神戸に加入した元ドイツ代表FWルーカス ポドルスキと『キャプテン翼』の作者である高橋陽一先生のスペシャル対談が実現。フットボーラーと漫画家、立場こそ違えど「日本サッカーのために」という共通の思いを持つ2人が、『キャプテン翼』のことはもちろん、日本サッカーやJリーグ、そしてヴィッセル神戸について大いに語り合ったそうです。
『キャプテン翼』の日向小次郎が描かれたレガースを実に10年以上にわたって着用しているというポドルスキ。そのことを高橋先生に伝えつつ「ゴールを決めたら、このレガースを足から抜いて掲げます(笑)」とゴールパフォーマンスを約束。高橋先生は「それはうれしいですね」と喜び、続けて「パフォーマンス以上にポドルスキ選手のゴールがとても楽しみです」と世界的ストライカーの活躍に期待を寄せたそうです。
また、ポドルスキは「僕を使ってシーズン物を描くのはどうでしょう?」と高橋先生に直談判。「僕のように海外から日本に来た選手がどんな活躍を見せるのか、という世界観を作品の中で表現するのも面白いのではないか」と真剣な眼差しで訴えかけた。その言葉を受けた高橋先生は、「もしかしたらそういうストーリーも、よりJリーグや日本のサッカーへの親近感を強めるきっかけになるかもしれません」と返答し、実現の可能性を否定しなかったそうです。もしかしたら、この対談がきっかけで新しい作品が生まれることになるかもしれません。
話題をサッカーに移し、「ヴィッセル神戸で成功を収めるためには何が必要か?」と問われたポドルスキは次のように決意を述べています。
「まずは僕自身が、これまでのキャリアにおいて積み上げてきたものをすべて出し切ることが前提ですが、ピッチでは僕一人でプレーするわけではないですからね。サッカーは、チームメイトと一緒に答えを出すものです。だからこそ、成功のカギを具体的に言葉にするのは難しいのですが、ただ一つ言えることは僕やヴィッセル神戸のチャレンジがすぐに今年の結果に結びつかなかったとしても、僕は変わらずにステップをのぼり続けるということです。そのためにもチームに影響を与えられる存在でありたいと思っています」
ポドルスキの加入で大きな注目を集めるヴィッセル神戸。初タイトルを目指すということです。
6日、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがヴィッセル神戸の入団会見を行い、会見の後に『DAZN』が独占インタビューの様子を放送しました。
ポドルスキは『キャプテン翼』の登場人物である日向小次郎のすね当てをつけており「彼と僕が同じチームだったら相手にとって脅威だろうね。彼はユヴェントスにいるんだろ? 神戸に来るように説得しなくちゃ。ユヴェントスに電話しておくよ」ユーモアを見せる一面も(作中で日向小次郎はユヴェントスに在籍)。と語っていましたね。